'00製 Squier by Fender プレベの続きです。
シーラーを薄めに塗っているのでサンディングで肌を出しきれず(シーラーが途中で無くなりました)
クリア1度目です。
肌を整えてもう1〜2回クリアを吹きます。
僕は作業工程をブログなどで公開する事に慣れていないので色づけ工程などの写真がありません
高級ギターのように木目を出したかったので今回はステインで着色しております。
何色か混ぜて調色しています。
僕はいつもこのワシンのポアーステインを使っています。
水性なので室内でも匂いが気になりませんし、道具も水で洗えて経済的です。
刷毛で塗っても良し、エアブラシや塗装ガンでも使えます。
エアブラシを使えばぼかして2トーン、3トーンのサンバーストも可能です。
ステインを塗ったら1日ほど乾かしてからサンディングシーラーを塗ります。
僕はラッカークリアで仕上げますのでラッカーシーラーを使っています。
ウレタンクリアで仕上げる場合はウレタンシーラーを使いましょう。
ラッカー塗料はウレタン塗料よりも耐溶剤性が弱く、ラッカーの上にウレタンを吹くと縮れます。
ウレタンの上にラッカーは問題ありません。
注:自動車板金塗装業の経験により〜
因みにギター業界でよくポリ塗装と言われている物がありますが、それはポリエステル樹脂塗装の事だと思います。
僕が調べたところ、フェンダー社もウレタン塗装だそうで、ラッカー塗装だったのは1970年代〜80年代くらいまでらしいです。
自動車の塗装にもラッカーが使用されていた時代でウレタン塗装がそもそも無かったかららしいです。
(間違えていたらすみません)
より詳しい方がいらっしゃいましたらご教示いただけますと幸いです。
話がそれてしまいましたが、事音質に及ぼす塗装の影響に関しては様々な検証や、ご意見があるようですが、僕は単純にラッカーの方がDIYで行うのに向いているからです。
缶スプレー塗料もラッカーはたくさん販売されておりますが、ウレタンは少ない上に2液なので一度で使い切らないと固まってしまいます。
ラッカーも2液の塗料がありますが、僕は1液の物を使っています。
ただし、気温に応じてシンナーの種類を変えられる2液の塗料に変えようと思っていますが…。