野花アレンジ研究家
暮らしのフラワーフォトスタイリスト
すずきみさえです。

アレンジ・草遊び・美味しい草など
野花のある暮らしを楽しんでいます。


戸田のタチバナの枝をいただいて生けました。
沼津農林まつりでへだたちばなの会会長さんとご縁をいただき戸田のタチバナを見に行くことができました。
そこで一枝いただいたものです。







会長さんにいろいろとお話を伺ってきました。
タチバナは日本の野生固有種の柑橘(沖縄のシークワーサーも)です。
戸田で自生しているのは80本。
高知県で200本ほどあるだけとなっているようです。


とても貴重な柑橘なんです。





道の駅 くるら戸田では




お母さんたちが





橘の皮を剥いていらっしゃいました。
とても小さいのがおわかりになるのではないかと思います。








かご一杯に、こんなに小さいとは思っていなかったのでびっくり。








この皮を精油にするそうです。









橘は万葉の時代から神聖なもの、平安時代にも長寿を祝福するものとして山橘が飾られたりしたそうです。




500円玉の裏面には左右に橘の実が記されています。
とても小さく、私は老眼鏡で確認しないとわかりませんでした^^
とてもかわいい実なので見て下さいね。



また、ひな祭りのお雛様の右側に(お雛様から見て)橘、左側に桜が配置されます。
京都紫宸殿の右近の橘の画像はへだたちばなの会 HPで見せていただけますので
ぜひご覧になってくださいね。







上を向いて生るのですが



対熟すると



下を向くそうです。






橘の名前の由来は
古代日本の柑橘類の総称で 立ち花に由来。
又は非時香菓(ときじくのかぐのこのみ):永遠の香る果実 を見つけ出した田道間守(たじまのもり)に由来するとも言われています。







タチバナの木の根元には落ちた実のタネがいくつも芽を出していました。










また一方では、タネから育てていらっしゃいました。







ありがたいことにその苗を一株



分けていただきました。








小さな庭ですが、大事に育てたいと思います。




夫の実家には橘に似たみかんの木があるのですが(今は亡きおばあちゃんが戸田の出身)
確認をするすべがないのでとお話したら会長さんが見に来て下さるとのこと。
ありがたいです!
どうか橘でありますように。




そうそう、書き忘れていました。
橘の葉っぱのハーブティーはとても美味しいんですよ。




暫く飾った後は葉っぱも皮もドライにしてハーブティーにしようと思っています。



種も多いのでタネから育てちゃいますよ~
実が生るのは20年後みたいですが。まだ生きているでしょう^^
楽しみです♪







参考文献
世界有用植物事典
編集代表 堀田満























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