うひひ | 虚空のラクタ

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ようこそ

買っちまっただ。
東京拉麺たち。

儂は餓鬼の頃からこういう小振りな、その場で喰える狭い感覚で完結する麺が好きである。
カップヌ一ドル然り。
言葉にするのは難しいが、なんだか秘密基地感というか、わくわく感と喜びがある。
うひひ、(非常食が)あるぞあるぞといった類の。
簡単に喰えてしまうのが素晴らしい。
勿論まずいとがっかりするがな。
中学生の頃に自室で夜中や誰もいない昼間に喰うカップ麺はしめしめ感と宝物感があり、その状況自体が好ましかった。

そのしめしめ穀潰しは味覚と体調代謝の変化故にこの頃やっていなかったが、先日遠出した帰りにへろへろに疲れたため、応急食として久々に買った東京拉麺のチキン味を湯もかけず貪った(当然ながらやたらしょっぱかった。のちに湯をかけたが、やはり湯があった方がうまいし心身あたたかい)結果、童心に火が着いてしまったわけだ。
童心とは言うが、未だに新鮮にわくわくできたのでそれは最早儂そのものの気質だろう。
懐古の念とは異なる。
餓鬼だったからどうこうという話ではない。
いつやったって嬉しくなるんだよ。
結局のところ、ちょろい個体なのだ。

今回チキンは高かったので買わなんだが、うまさを見越してほぼ定価のにんにく味を買った。結果、うまし。
チキンより好きである。
塩気は濃くなってしまうが、一袋分のお湯で二袋を一気にふやかした方が美味しく感じた。
うまみがちょうどよくなる。
なかなかどうして冷や飯に汁が合う。
外装(否個包装)を破った瞬間からにんにくの匂いがした。
炭水化物と塩の摂り過ぎにならんようにせんとな。
せいぜい一食二袋に留めておこう。
さあて、塩海老の味はどうかな。



儂が買ったわけではないが、これもうまい。
くどいがうまい。
後を引く。
今度買うか。



今日は色々やった。色々でもないが。
つい先程、バッテリが駄目になったスマのホのそれを取り替えた。
バッテリ延いては部品交換は最早慣れっこだが、毎回どこかしらを傷めたり壊す。
だが今回はどこの配線や基盤も駄目にすることはなく、きれいに換装できた。
古い予備機とはいえ長持ちさせたいからな。
傷めないに越したことはない。
と思いきや、最初に思い切りぶち壊していた。
背面カバーをばきばきの粉々に割ってしまった。
それはなにゆえか。
今回のバッテリは、駄目になったものの一切膨らんでいなかったからだ。
故に、背面カバーと枠の間にものを引っ掛ける隙間がなく、無理やりピンセットを差し込みぶち割ってしまったというわけだ。
案外脆いんだな。
簡単に割れる。
一点が割れたからか、剥がすごとに全体が連鎖的にばらばらに割れてしまった。
これガラスなんだな。
幸い、以前ぶち壊れた、基盤を変えようがバッテリを変えようがうんともすんとも言わない、おそらくCPUが破損した同型のものがあったので、そのカバーを転用することで事なきを得た。
もろパーツ取りのジャンクである。
今回はバッテリをへらで丁寧に剥がせたが、そもそもスマ補のバッテリというものはべったり貼られすぎなのだ。
折りたたみ携帯の頃のように蓋を空けたら簡単にスロットから取り外せるようにせい。
カバー然り、そこまで強固に貼り付けなくとも落ちんだろう。
ここだけ時代が退化している。
べったり付けた結果、てめえで直してやらあと勇んだユーザーがぶち壊し、消費の回転が早まることが狙いか、と思うのは邪推か。