今世の私。

1967年福岡市生まれ。


バリバリの仏教徒の家を選んで生まれた。

仏法では、ライトワーカーと同じく

闇を光に変える存在を地涌の菩薩と言う。


子供のころから、私は地から湧き出てきた菩薩の1人だ、地球での使命があるんだと知っていた。



生まれて初めての記憶は、

姉に手を引かれて、家の近所を歩いていた。


姉は優しかった。

私を大切に守ろうとしてくれていた。


だけど、

この頃の私は、夜に月を眺めては、

自分には、他に帰る家があると知っていた。


もうひとりの自分がどこかにいる。


寂しくて、心細くて。


3月生まれの私は、4歳になるとすぐに

幼稚園に入園することになる。


あれは、入園前の保護者説明会。

子供たちだけ、別の部屋に集められて

先生が絵本や紙芝居を読んでくれていた。


楽しそうな子供たちの中で、

私は、嫌な気持ちで一杯だった。


「また、これが始まった。

人間界の嫌な人とも我慢して過ごさなきゃいけない決まり。大嫌い」


幼稚園が始まっても、もちろん行きたくない。毎朝泣いては、母を困らせた。


表面では優しそうでも、本心は冷たい先生は

すぐにわかる。


大きな声で騒ぐ、人に干渉してくる、

乱暴、おせっかいなトモダチとよばれる人たち。


関わりたくない私は、ひたすら無言。

おとなしい人のレッテル。


そんな中、なぜだか気の合う友達もいた。

一緒にいても疲れない。

心から優しい先生もいた。


だけど、やっぱり満たされない。

その上なぜか、家では荒ぶれる気性で

両親や姉を困らせることもしばしば。


今なら、

「チコちゃん(チエちゃん)は知っています!」だけど、


その頃の私は、

自分が宇宙から来た=宇宙と一体ということを

知る由もなく、


ただただ、

「だれか!私もかぐや姫みたいに

早く迎えに来て〜😫」と心で叫んでいた。


その頃、よく見た夢。

私は行きたくないと言うのに、

誰かが、私に先に進みなさいと促す。


嫌だと立ち止まると、

「振り返ると、石になる」と脅される。


周りを見ると、本当に石になった人間が

いる。


帰られないことを知り、 

トボトボと歩いて目が覚める。

憂鬱な一日が始まるのだった。


可哀想すぎる、わたし。 


52歳になった、ちえちゃんは知っています。


この謎は43歳のときに生まれて初めて受けた

ヒプノセラピーで、解明されたのです。