Pro Toolsでギターソロやボーカルのディレイ効果を出したい時、

プラグインのデジタルディレイを使う方法もありますが、

原音をコピーして、後ろにずらしディレイサウンドを作るやり方を、

紹介したいと思います。

 

 

たとえばギターソロの場合、

 

 

ギターソロを録音したトラックがあります。

 

 

 

 

 

新規トラックを作りギターソロのリージョンをコピー&ペーストします。

 

 

 

 

コピーしたギターソロのリージョンをグリッドにそって4分音符、

または8分音符分、後ろにずらせばキレイにディレイがかかったサウンドが出来ます。

 

(効果や楽曲の雰囲気によって、ずらす音符やタイミングを変えると、

色んな効果が出ます)

 

 

 

 

あとは原音とディレイのトラックの音量やイコライジング等の、

バランスをとることで理想のディレイサウンドを作ります。

 

同じようにボーカルの場合もコピー&ペースト、

そして後ろにずらすところまでは同じですが、

ディレイ側のボーカルトラックのボリュームをペンシルツールを使い調整して、

ディレイのいらない歌詞の部分をミュートすることで、ある特定の、

歌詞の部分だけボリュームを上げディレイをかけて演出効果を増すことが出来ます。

 

 

 

 

 

プラグインのデジタルディレイも良い効果を生み出しますが、

原音をコピー&ペーストして作るディレイは、コントロールの選択肢が

増えますので、楽曲制作において可能性が広がりますね。