長男は小5まで割と真面目にピアノをやっていて、大好きな先生からコンサートのお誘いを受け、同じ教室の日本一(学生音楽コンクール1位)に輝いたMくんと小5の冬にジョイントコンサートをしました。

しかし小5の夏に最大の反抗期がやってきて、まったく練習できなくなり、
それまで弾けていた曲も弾けなくなり、コンサートも事故並みな演奏しかできませんでした。

それを機に長男はピアノをやめたいと訴えるようになりました。

日本一になったMくんとの差は歴然だし、このままあまり好きじゃないピアノをだましだまし続けるのはどうなのだろう(ピアノが大変過ぎて、勉強が全然できない)と私も思うところがあり、コンサート直後に本当にピアノをやめてしまいました。

3歳から始めたピアノ、9年続けたピアノ・・・
でも長男はほんとに無理して続けていたんだなと思うと・・・


この曲を、この演奏を聴くと胸が締め付けられます。
1つ前の記事で載せた演奏の1年後の演奏です。
憂いを帯びて大人っぽくなっています。
そして自信なさげな演奏にも聞こえます。
きっと彼の心を表しているんだろうなと思います。