- スローライフ―緩急自在のすすめ (岩波新書)/筑紫 哲也
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今日は「スローライフ」を読みました。
スローライフとは、ゆっくり、ゆったり、ゆたかに生活することを言い、グローバル化によるファスト化の反対語として誕生しました。
著者である、故、筑紫哲也さんはジャーナリストであり、様々な視点から物事も読み解きます。
この本も、経済、文化、思想、政治などあらゆる視点から「スロー」というキーワードについて解かれています。
本の冒頭に書かれているのですが、「私は道草するのが好きです」とあります。
その言葉通り、出てきた言葉からいろいろな方へと話が発展していきます。
結局何が言いたいのかというと、筑紫さんの提唱するスローライフを考えるにあたって
ただ単純に「ゆっくり、ゆったり、ゆたかに生活すること」だけが「スローライフ」じゃないよということです。
「スローライフ」を考える上では必ず対の概念を考えます。
二宮尊徳はこう解きました。
道徳なき経済は罪悪である。経済なき道徳は寝言である。
筑紫さんはあらゆるものに対の概念を持ってきます。
例えば
「ハリーポッター」と「千と千尋の神隠し」
これは、「一神教」と「多神教」の違いであると。
アメリカの同時多発テロについては、唯一神を利用したアメリカの報復であると。
アメリカがアフガニスタンに攻め入る作戦名は「無限の正義」
これはアフガニスタンを含むイスラム諸国においては特別な意味を表す言葉なのです。
「無限の正義」は「唯一神アラー」だからです。
イスラム諸国において、これほど侮辱的なことはありません。
筑紫さんのように話は道草にそれてしまいましたが(笑)
結局、一言でスローライフを語ることはできないので、スローライフの提唱者である筑紫哲也の考えをこの本を通して理解することが大切なんだと思いました。



