去年の秋、初冬に描いた「哀愁」

で、「哀愁」改め、「みちのくの秋~哀愁~」としまして、ちょっと手直しを。

色鉛筆画を描いていて毎回思うんですが、「これで100%完成!」、満足のいく作品というのはほとんどなく、

で、今回、もうちょっと満足のいくものにしたいなあ、と頭の片隅にあり、しまってあった絵を取り出し、ちょっと手直しをし始めました。

 

 

構図、バランス的には下側の、稲刈りの終わった田んぼの面積、サイズをもうちょっと少なめにしたかったのですが、まあこれは修復不可能、というか、額装するときにマットで隠すなりすればいいんですが、、、

ちなみのこの絵、トタン屋根の小屋の右側はリンゴ畑でリンゴが赤々となっています、が、この絵からはちょっと見ずらいですね、。(実際の絵ではわかるのですが、自分の写真テクニックがないからなのです、はい)

で、どの辺を手直しをしているかというと、全体的に、まあ、こまごまとしたところなんですが、

例えば、木々の葉の色を直したり、というのがメインでしょうか、、、。

で、たった今やっているのがこれ↓

絵の左側にある木々の葉なんですが、、

「スグラフィート技法」なるもので進めています。まあ、ナイフを使ったスクラッチですね。

プラス、スクラッチしては新たに色を足して、で、またスクラッチしては別の色を足したりして、その繰り返し、みたいな感じで、。こうする事で段々と絵に深みが出てきます。筆は使わないけどなんとなく油絵でもやっているような感覚に陥ります。

 

色鉛筆画。奥深いなあ、と思います。