子どもほど、「本物にそっくりな絵が上手な絵」だと思っています。
自分でアンパンマンを描いてみる。
でもママが描いた方が似てる(おとなだから当たり前)。
ママの方が上手。
自分でアンパンマンを描くことに苦手意識を持つ。
とは限りませんが、まあ、そんな一説があるわけです。
おとなは、子どもがアンパンマンをそっくりに描けると「上手ね~」と褒めてしまいます。
これが「本物にそっくりな絵が上手な絵」と思わせてしまっているのかもしれません。
「◯◯ちゃんが描いたアンパンマンは、ほんとうのアンパンマンよりかわいいね」
「ほんとうのアンパンマンと、ここがちがっていて、面白いね」
こんなふうに褒めてあげてください。
本物より、自分のほうが上手なんだ、そんな自信を持てるし、そっくりに描くよりもっといい描き方がある、ということがわかります。