雨の中、誰にも見られたくないレインコート姿で自転車を漕ぎ、行ってきました。
家庭科では、今、ミシンを使ってランチョンマットを縫っています。
子どもたち、ミシンは初体験。
ふたりに一台ずつ割り当てられますが、先生おひとりでは、とても対応しきれません。
そこで、保護者からお手伝いを募るのです。
今日は私を含めて3人。
だいたいどのクラスも、そのくらいです。
まあ、見ていればいいんだろう、くらいに楽観していましたが、予想以上にハードルが高かった
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/so/soukou/6087.gif)
糸を掛けるのはこれでいいんだっけ?
糸がからまったみたい。
下糸はどうやってボビンに巻くの?
下糸が出てこない。
ミシンががったんがったん言う!
と、オーダーが次々。
自分のうちと違うミシンは、糸掛けも戸惑います。
そのうえ、ミシンの種類が統一されていません。
きっと、壊れると買い足したんでしょうね。
しかし私の方もだんだん慣れてきて、そうすると、楽しくてしょうがない。
ミシンはふたりで1台、アイロンは3,4人で1台なんですが、取り合う人は誰もいません。
ミシンの調整を協力しあい、できたら順番。
ひとりが縫って、ひとりがペダルを踏む、なんていうペアもいて、ひとりで両方やったほうがやりやすいと思うけど?と思いましたが、微笑ましいので黙っていました。
だーっと縫っちゃう子、ぽとぽと縫う子。
端が直角の子、端がまあるい子。
縁ぎりぎりを縫う子、縁をたっぷり残して縫う子。
上糸と下糸で色がちがう子。
布にも個性があって、しみじみ面白かったです。
早くできあがった子は、まだ終らない子にミシンを譲ったり、教えてあげたり、していました。
お片づけもてきぱき。
子どもたちって、可愛くて、けなげですね。
かぼちゃと黒ごまのクッキー。