家庭科授業サポート | アトリエぽーぽー

アトリエぽーぽー

『アトリエぽーぽー』は、創作を楽しむ絵画教室。
講師あけやまひかるは、お月謝袋やレターセットなど、クラフト製品の販売も行っています。
このブログは、生徒さんと保護者さまへ発信していますが、
絵や工作について、みなさまのご参考になれば幸いです。

今日は、1,2時間目が家庭科授業のサポート、3,4時間目がベルマーク集計と、学校活動が重なりました。

雨の中、誰にも見られたくないレインコート姿で自転車を漕ぎ、行ってきました。

家庭科では、今、ミシンを使ってランチョンマットを縫っています。
子どもたち、ミシンは初体験。
ふたりに一台ずつ割り当てられますが、先生おひとりでは、とても対応しきれません。
そこで、保護者からお手伝いを募るのです。

今日は私を含めて3人。
だいたいどのクラスも、そのくらいです。

まあ、見ていればいいんだろう、くらいに楽観していましたが、予想以上にハードルが高かった

糸を掛けるのはこれでいいんだっけ? 
糸がからまったみたい。
下糸はどうやってボビンに巻くの? 
下糸が出てこない。
ミシンががったんがったん言う!

と、オーダーが次々。

自分のうちと違うミシンは、糸掛けも戸惑います。
そのうえ、ミシンの種類が統一されていません。
きっと、壊れると買い足したんでしょうね。

しかし私の方もだんだん慣れてきて、そうすると、楽しくてしょうがない。

ミシンはふたりで1台、アイロンは3,4人で1台なんですが、取り合う人は誰もいません。
ミシンの調整を協力しあい、できたら順番。
ひとりが縫って、ひとりがペダルを踏む、なんていうペアもいて、ひとりで両方やったほうがやりやすいと思うけど?と思いましたが、微笑ましいので黙っていました。

だーっと縫っちゃう子、ぽとぽと縫う子。
端が直角の子、端がまあるい子。
縁ぎりぎりを縫う子、縁をたっぷり残して縫う子。
上糸と下糸で色がちがう子。
布にも個性があって、しみじみ面白かったです。

早くできあがった子は、まだ終らない子にミシンを譲ったり、教えてあげたり、していました。
お片づけもてきぱき。
子どもたちって、可愛くて、けなげですね。

かぼちゃと黒ごまのクッキー。
{48B2681F-FF9C-4D10-B197-04563226520D:01}