今日は次女が成人の日を
迎えます。
子供が二十歳になると
なんとなく子育てが
ひと段落するような
親の務めもほとんど
終わったような安堵を感じます。
娘の成長を喜びながらも
自分自身にも
「子育てお疲れ様」と、
労いのことばでも一つ
かけてあげたいと思います。
娘の成人式にちなみ
これまでの仕事を
振返ってみました。
私が自宅教室を始めたのは
長女が小学6年生
次女が小学校2年生の時でした。
最初は6人の友人たちに
声をかけレッスンを始めました。
当時は週3回ほど
パートの仕事をしながら
お休みの日を利用して
レッスンをしていました。
娘たちが学校へ出かけた後、
帰ってくるまでがお教室の時間。
学校行事があれば
その日は仕事はお休みにして
中学受験の時は
そのスケジュールを優先しながら
レッスンをしてきました。
子供たちが成長すると
今度は親の介護が始まりました。
でも、
在宅でのお花の仕事は、
すべて自分で決められるので
子育てや家族の時間を大切にしながら
介護をしながらでも
自分の好きなことができる
自分の好きなことをする時間を
もてる喜び、幸せがあります。
もちろん、
膨大なPC作業、花材の仕入れや
レッスンの準備、制作や販売など
外側からみただけでは計り知れない
大変な部分もあります。
でもそれだって、
マックス、アクセルを踏んで進むもよし
ゆっくり自分のペースで進むのもよし
どんなペースで進むかも
自由に決めることができるのです。
どんなに忙しくても
お花をつくったり
レッスンをしたりする時間は
わたしにとって
かけがえのない幸福な時間。
生徒様と一緒に楽しさを分かち合ったり
その成長を間近に感じられたりすること
お花の制作に没頭することは
とても大切で幸せなことです。
女性はとくに、人生において
さまざまなステージが訪れます。
子育てや介護などをしていると
家族のことを優先にして
自分のことは
つい後回しにしていまいがちです。
自分の好きなこと
やりたいことをする時間も
家族のために
まわしてしまったりして。
でも、自宅教室というかたちや
在宅で制作というお花の仕事なら
家族との時間をもちながら
ライフステージにあった
自分らしい時間を
楽しむことができます。
なにより好きなことを
仕事にできることは幸せなことです。
私自身、好きなことを仕事にできて
本当に良かったと思います。
この先10年、20年も
孫が出来て
おばあちゃんになっても
目が悪くなって
手先がおぼつかなくなっても(笑)
好きなお花に携わる
そんな時間を大切にしていきたいと
思います。
外部会場レッスン