横浜青葉区フラワーサロン
アトリエ・オランジェリー
3年つづける教室講師を育てる
フラワーデザイナー
神作 陽子です
ハンドメイドの仕事には
ネットショップやイベントでの
販売や制作があります。
その時悩むのは
販売価格の付け方。
どうやって、どのくらいの
販売価格を設定すればいいのでしょうか?
原価ときいて
すぐに答えられますか?
意外と知られていないのが「原価」です。
原価に含まれるものは、おおまかに
①材料費
②梱包代
③人件費(制作時間)
があります。
材料費には、制作にかかった
材料の他、交通費や送料
なども含まれます。
ボンドやグルーなど消耗品も
ここに含まれます。
梱包代は、
箱、袋、シールの他、
ガムテープ代、マスキングテープ代
緩衝材など。
使ったものすべてに当たります。
必ず、販売品一つ当たりの価格を
算出します。
人件費(制作時間)は、制作するにあたり
使った労力に対しての対価です。
ハンドメイドや梱包に費やした時間も
原価に含まれます。
じつは、原価を計算する際、
この人件費を忘れてしまいがち!
そして、どのくらいの設定が適当か
一番悩むのがこの人件費です。
では、人件費の決め方について
詳しくみていきましょう。
答えを先に言ってしまえば
人件費の付け方に正解はない!!
ということになります。
なぜなら、1時間に一つ作るとして
それにどれだけ対価を付けるかは
人により異なるからです。
1時間3,000円欲しいと言う人もいれば、
1,000円で良いという人もいます。
でも、どうしていいか分からないなら、
まずは時給換算してみることです。
例えば、
神奈川県の最低賃金を983円として
制作時間が30分なら約490円、
という具合です。
時給換算しないのであれば、
自分は最低このくらいだったら
モチベーションが保てるとか、
自分だけにしかつくれない特殊な技術
を要するものだから
同じカテゴリーの中でも高価格を
つけたいであるとか、
なんとなくではなく、自分なりの
基準でつけると良いと思います。
(作品1つ当たりの原価の例)
●材料費……………… 800円
●交通費……………… 80円
●箱 代………………100円
●シール代……………… 2円
●セロファン代………… 1円
●ガムテープ代………… 1円
●マスキングテープ代… 1円
●人件費……………… 500円
合計 1,485円
ここまでをもう一度まとめると、
原価=材料費+梱包代+人件費
ということになります。
原価の計算ができたら
次に販売価格をつけていきます。
基本的な販売価格は
原価の2~4倍と言われています。
この設定であれば
利益を出せるとされています。
先ほどの原価の例であれば
1,485円 × 2 = 2,970円
となります。
最初のうちは2倍くらいで、
慣れてきたら価格の引き上げを
考えてもいいでしょう。
最初は思いのほか、
高く感じるかもしれませんが
長くつづけるにはある程度利益がでないと
モチベーションが保てません。
私もネットショップで
何度か価格を引き上げています。
安すぎても、
「とりあえず、安いから買っておこう。」
となってしまい、
「この価格でも、是非欲しい!」
というお客様には買ってもらえなくなります。
もちろん、売り上げにつなげるための
いろいろな仕掛けも必要です。
こちらについては、
また別記事でお伝えしたいと思います。
当サロンをご紹介して
いただいています。
良かったら、ご覧下さい。
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今日も最後までお読み下さり、
ありがとうございました。
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