4月7日(金)
三重県総合博物館開館10周年記念
第36回企画展「Pearls 海の宝石 神秘の輝き」
☆三重の歴史には真珠があった☆を
見に行って来ました。
Pearls展の展示室は2階
二階には広くて見晴らしの良いラウンジ(休憩スペース)があります
昔、津市にいたミエゾウさんの骨格展示
MieMu開館10周年記念 第36回企画展 Pearls
展示室を見て回ります
真珠貝の標本展示 真珠の出来る貝達です
アコヤガイ この貝は一番美しい真珠を生み出すと言われています
アコヤ真珠はアラゴナイト結晶とコンキオリンが交互に積み重なった
同心円の多重層状構造を持ちます
規則正しく並んだ層構造により、光の回析と干渉が生じて
現れる虹色の光沢(イリデッセンス)をオリエント効果と言います
シロチョウガイは南洋真珠貝最大の真珠貝です
貝が大きいので、大粒の真珠が採れます
貝殻内面の周辺部(リップ)の色によって
シルバーリップとゴールドリップに分けられ、
オーストラリア海域ではシルバーリップ、
インドネシア、フイリッピンではゴールドリップが多いようです。
金色の南洋真珠は美しいと思います (^^)
クロチョウガイからは南洋黒蝶真珠が採れます
美しいピーコックカラーの真珠は黒蝶真珠です
フレンチポリネシアのタヒチ真珠が代表します
イケチョウガイは淡水性の二枚貝です
イケチョウガイからは淡水真珠が採れます
マベガイからは半円のマベ真珠が採れます
アワビガイ 海の翡翠と呼ばれる緑色の美しい鮑真珠を生み出します
コンクガイ(ピンクガイ)は真珠層を持たない真珠を作ります
通常の真珠と違い、薄い板状のアラゴナイト結晶が斜めに交差しながら
等間隔に配列し、「交差板構造」または「火炎状構造」と呼ばれる
特殊な成長構造からなる天然真珠が出来ます
和漢三才図絵
大村湾天然真珠
大村湾天然真珠
展示場では最初に真珠の採れる貝達の紹介がありました。
やはりアコヤ貝の美しさは群を抜いています。
アコヤ貝のマザーオブパールを見るだけで
虹色のオリエント効果の輝きは他を圧倒します。
真珠貝の中で一番美しい真珠の採れる貝と言っても
言い過ぎではないと思っています。
真珠のジュエリーの話はまた次話で♡