翡翠はジェダイト(硬玉)とネフライト(軟玉)という

二つの鉱物の総称ですが、

私の感覚では翡翠というのはジェダイトなんですな。

でも、ネフライトも好き。

 

最近、探していたのはNZのマオリ族の人が

グリーンストーンと呼ぶネフライトで作るヘイティキ。

人を象った護符で、その造形に魅せられてた。

なんか、不思議な魅力がある。

ヘイティキの「ヘイ」は吊るすこと、つまりペンダント。

ティキはNZの神話で人類の祖と言われている男の人。

ティキには「マナ」が宿っていると言う。

「マナ」は超自然な力。

人は生まれてくる時、たくさんの「マナ」を持って生まれるけれど、

罪を犯したり、不徳な生き方をすれば、「マナ」は失われてしまう。

「マナ」は善い行いや、人に感謝されるようになると、戻って来る。

マオリの人達にとって、お金よりも大切な物が「マナ」。

「マナ」を得るには与えられるよりも、与える生き方が大切だという。

この価値観は人として意識が高い。

ティキには先祖からの「マナ」が溜められており、

身に付ければ先祖からの「マナ」を自分のものに出来、

善い生き方が出来、守護されるのだそう。

 

私はヘイティキの造形にずーっと惹かれていた。

そして、ようやく私のヘイティキに巡り合った。

 

NZ マオリの護符 ヘイティキ

 

とても心魅かれるものがある造形 赤ちゃんの形だという説もある

 

下は若い頃に勤めていた会社の取引先から

「香港・マカオ」へ3泊4日の旅に招待されて、

香港観光中にバスで連れて行かれた宝石店で、

オパールの指輪を買った時にオマケでもらった

ネフライトのペンダント・トップ。

 

可愛いねぇ 旅の思い出の品ね

 

この香港の宝石店へ行った時、

非常に曖昧な記憶だけど、

店の中にあった「黄金のおトイレ」を見せてもらったような気がする。

「黄金のトイレ」って(笑)

多分、「黄金のトイレ」を見せてあげるから、

店内の気に入ったジュエリーを買ってねという感じかな。

結局、K14枠のオパールのリングを買ったしね。

この当時の香港のジュエリーはK!4が主流だった。

 

でも、そのトイレよりも

その後日本で、友人の坊さんに特別に見せてもらった、

昔の天皇様が使われていたと言う

重要文化財指定の漆塗りのトイレの方が感動したわ。

キンキラトイレより、

日本人なら豪華・漆塗りトイレだな。やっぱり。

しーん・・・

すみません。脱線シマシタ。m<(_)>m

 

で、黄金のトイレは金価格の上昇の時に売り払われてしまって、

今は無くなっているらしい。

有名だったからね。今でも見たい人は多いだろうな。"(-""-)"