高校3年生を送り出すその時は
当然のごとく
毎年訪れて、
新しい場所での活躍を願いながらも、
これまでの様々なことを思い出して
感無量になります。
よくぞ、ここまで長い間通い続けてくれました。
大切に育てて来たヒナを
巣から羽ばたかせる親鳥の気持ちです。
「わたしが学生の間に描く最後のキャンバスになると思います」
なんて制作意図に書く
美術以外の道を行く子は
これからが正に正念場、
8ヶ月後に大学入試を勝ち取ってからも続く努力が
4年、いや6年。
でも、きっとあなたは大人になってから
また描く日が来るから🎨
18歳の頃には見えなかったものが
はっきりと視覚に入り、
心に溢れて
絵筆を持ちたくなる時が再び来る。
その時はしばらくぶりでも
経験が絵に現れるから、大丈夫。
そんな日がいつか来ることも楽しみにしています。