郵便局の帰り道、細い路地にイタリアの国旗が見えて
ランチをやってるのだと気付き、行ってみた。

なぜだかドアがちゃんと開かなくて
かばんやふくが挟まりながら、なんとか店内に入ると
まるで部室のような狭さと違和感が。

どうやらシェフが一人で全部やっている。
客が全員おっさん。

「すみませーん」と声を2回かける。
数十センチの距離なのにシェフが気づいてくれず
どうしようかと思ったら、カウンターの男性が
「お客さん!」とシェフに声をかけてくれた。

(なんなんだ・・・)と思い着席すると
カウンターに「シェフは耳が悪いので注文は大きな声でお願いします」
と書いてあった。なんだそういうことか。


しかし、見渡す限りおっさんである。
今どき吉野家でも女子がいるのに。

わかりづらい、入りにくい、愛想悪い、では
やはり女子受けは悪いのかもしれない。

チャラチャラ感のかけらもないその部室はけっこう
好みであった。おっさんばっかりだったけど
別に居心地は悪くなかった。


カウンターで今月の「ロッキング・オン・ジャパン」を
眺めながらアンチョビのパスタを食べた。

料理は・・・これがめちゃめちゃおいしい!

だとネタとしてとてもおもしろくなるのだが


普通(笑)



でも、なんか気にいった。

おっさん化しつつあるのかもしれない。