今日はるーの誕生日。

あっという間に9歳になった。




子供は親をリサーチしてから生まれると言う。
自分の目的を叶えられそうな環境を選んでやってくる。



西「父親いなくても大丈夫ですかね。」
モモ先生「子供は強いです。西川さんが大丈夫!って思えば大丈夫なんです。」
西「はあ」
モモ先生「西川さんを母親に選んだ子ですよ?!ママさんをおばあちゃまに選んだ子ですよ。
     強いにきまってるじゃないですか!!」




妙に納得。




離婚してなければ、るーはモモ先生にも藤本先生にも会ってなかっただろう。





今の状況は全員が決めたこと。





父親が欠けてしまった穴埋めをしようと
じーじもばーばも、伊勢のおじもおばも、近所の家族も、稲垣も、先生方も
みんなが真剣に考え、鍛え、愛してくれた。
それは涙ぐましいほどの営みだった。



家族という単位は早々に崩壊し、私たちには「ソウルグループ」的な
仲間がいつも一緒に悩んだり、遊んだりしている。
むしろ、家族と言う垣根がない分、自由に思うままのびやかに交流していく。
お互いが癒し、癒されながら、水平に交わっていく。

わずか3歳で多くのリリースを強いられたるーさん。
代わりに多くのものを手にしたるーさん。

いい、悪いじゃない。
それが君の生き方なんだねえ。
それが私たちの生き方なんだねえ。



谷山浩子さんと昔一緒にごはんを食べた。
妊娠中で、「旦那が『る』のつく名前がいいんですって」って言ったら
プロデューサーの石井AQ氏がその時泊まってたホテルが
「ル・ボテジュール」で、実はお好み焼きの「ぼてじゅう」が経営してるホテルなんだって
大笑いしたっけな。その時、谷山さんが「るきでいいんじゃない?」って言ったんだ。
あんまりなかったよね。るのつく名前。結局、父親が「るき」ってつけた。

流生って書くんだ。

「流れを作って生きていく」って意味なんだ。

そして「交流して生きていく」って意味も後でつけたんだ。

いい悪いじゃない。そうやって生きてきたし、そうやって生きていくんだ。

これからもよろしく。