自立ってなんだろね。

それぞれの自立。

立場によって、その定義は変わってくるな。

開業ヒーラーの自立は、サロンを継続して運営できることかな。
ヒーリングだけで完全にやってなくても、継続できるくらいの
学費と家賃とが賄えるくらいになること。
うちだって、ヒーリングだけじゃ無理だった。
会社が負担している家賃総額は40万以上。
社員は5人、バイトは2人。
東京行くたび数10万。
ヒーリングだけで食べていくのはまだ難しい。
そして、こないだのママみたいに
動けなくなっちゃったりすると、ヒーリングできなくなる。
複数でよかったところは、代打がいること。
病気じゃなくても、ステージを上げようとすれば浄化が起こる。
ぶれたりもする。
その時、ちゃんとカバーしてくれる仲間がいると、思い切ったことができる。
一人で、体調万全にして波動も万全にしてってやると
守りに入らざるを得ない。
複数で大変なところは、やっぱりいちいちコストがかさむこと。
あと、複数でヒーリングするというのはすごく難しいということ。
それこそ、我や嫉妬がわっさわっさ出てくるものだ。
それぞれのヒーリング手法もスタンスも違う。
先生という絶対的圧倒的存在がなかったら、うちの3人は解散していたろう。

基本的には一人でやりきる覚悟がいるんだけど、
仲間がいるのはメリットも多いね。

私には和歌山の井上ヒーラーがいた。
認定とる前から、ずっと一緒に勉強してきた。
ママにも稲垣君にもできない話でも井上さんが聞いてくれた。
どんなネガも増幅させず、ただ聞いてくれた。

井上さんは、虹が開業した時、先生に「虹で勉強してこい」と言われ
毎週、恐ろしい薄給でお手伝いしてくれた。
ヒーリングがない週は、文句も言わず子守や真珠の仕事も手伝ってくれた。
私たちより、キャリアも実力もあったのに、我を捨てて通ってくれた。
年下だけど、お姉さんみたいだった。
一人でやってきて、他にバイトもしない。
今はさらにサロンをリフォームして本格的になっている。

言い訳もせず、愚痴も言わず、たんたんとやり続けてきた。
サロンはとんでもない僻地だそうだ。
地元に根付くのは根性が必要だったはず。
彼女の実力、人柄、モチベーション、覚悟。



こんなに仲良しだけど、頼られたこともない。
一緒に映画行ったりボーリング行ったりはするけど。
もちろん、井上さんと私は過去からの友人だかなんだかだと思うけど
大切な友人であり仲間だけど
そこに一切の拘束も約束も思いこみもない。
お互いが自由に自分で立って、遊んでいる。
お互いがお互いの幸せを心から喜べる、そんな人だ。
今回の企画、一緒にできたこと。
めっちゃ嬉しかった。
一緒にテンパって、一緒に感動できた。
これから先のことなんか知らない。
でも、感慨無量だったよ。