父のお誕生日に、お食事会をしよう!
と、いうことで、父と私たち三姉妹で、『燈々庵 』というところで、ランチをしました。
とっても素敵なお店でした。
(写真多いです・・)
入り口の門構え
お店の方が、
『建物がよく見えないので、ここがお化け屋敷だと思っている近所の小学生がいるんですよ~』
と、冗談でおっしゃっていました。(笑)
元々この場所に建っていた何百年も前の建物を改築しているのだそうです。
門の先を進んで、建物の中に入ると、受付けの奥には、
漆器や、陶器のギャラリーが。
席に案内されると、そこもまた素敵な空間!
私たち、一番乗りでした。
旬菜
焼き茄子おくらみそ掛けとんぶり(どんぶりじゃないよ)
地元産の茄子を使っているそうです。
よーく冷えていて、焼いた茄子が香ばしくて、上のみそダレがとろりとして、
いきなり、最初からおいしい~~!
次に、前菜。
夜長月 秋の旬菜 大台各種盛り込み
色とりどりの葉っぱは、お店の支配人さんが、お休みの日に、
地元を散策して一つ一つ採取してくるのだそうです。
中央の笹の葉の飾りは、ひとつづつ手作業で編み上げているそうです。
なんと、心のこもった演出。
上品な味で美味しい!
チンゲン菜が高級食材みたいな感じに。
ものすごいクリーミー!
勾玉に見立てているであろうものは、カシューナッツ。
手前の器にはいろいろ・・・
左の串にささっているものは、むかごに、からしみそ
真ん中は、フルーツ酢寿司。ラズベリーとブルーベリーのお酢で酢飯にしてあります。
その下は、カブの生ハム巻き。
などなど・・・
前菜だけで、盛りだくさん。
続いて・・・
椀。 里芋のすり流し焼き桧原舞茸
とっても濃厚でクリーミー。
焼いた舞茸と三つ葉がよく合います。
おろしポン酢に大葉、茗荷、生姜の香り。
トッピングの、揚げたアーモンドスライスが良い感じです。
子持ち鮎柚子焼きと丸十かるかん焼き菊花餡
子持ち鮎はこの時期しかない、今月だけの限定メニューだそうです。
私も、鮎の子持ちははじめて食べました。
卵がたっぷりで、柚子の香りがおいしかった。
さつまいもにかるかんの生地をのせて蒸したもの。
やっぱ、秋は『イモ』ですよ。
ふんわり菊の香りも良かったです。
なんと、無花果が焼いてありました。
とろりとして、甘みがあって、すごく美味しかった。
『白酢』というのは、ヨーグルトのソース。
無花果はもちろん、海老とも良く合ってました。
最後に椀とご飯もの。
田舎みそ仕立て
子芋南瓜朴葉包み飯
真ん中に、里芋と南瓜がそれぞれ入っていました。
最後にデザート
冬瓜スープ桃アイス有りの実蜜煮
とろりとした冬瓜スープに、いい香りの桃アイスが浮かべてありました。
『有りの実』とは、梨のことらしいです。
こちらも、みずみずしくて美味しかった。
デザートを持ってきていただいた時に、父の前に光るお皿が!?
大きなお皿のクラッシュアイスの上に、デザートがのって、
びっくりしました。
お料理を運んできて下さる方と、最初に雑談で、
『父の80歳の誕生日なんですぅ~』と何気なく話していただけなのに。
サプライズで素敵な演出をして下さいました。
ここまでは、静かにお料理を味わう父を横目に、
三姉妹で、しゃべりまくっているばかりだったのですが、( ´艸`)
この演出のおかげで、突如、誕生日っぽい雰囲気に。
娘3人は、思い出したかのように、
『お父さんおめでとう~~!!』なんて、
拍手しちゃったりして・・・。(;´▽`A``
父は照れながらもとっても嬉しそうでした。
ニッコニコで、ろうそくを吹き消してました。
喜んでもらえて良かった。
お店の方に感謝です。
お料理も、雰囲気も、スタッフの方々の対応も、心が行き届いていて、
大満足のお食事会になりました。
燈々庵 ぜひまた行きたいです。