こんにちは〜、デューニャーです
今回はお絵描きの質問を
お受け致しましたので、
その質問に答えていこうと思います
お題は『トカゲさんを描きたい』です。
爬虫類が大好きなお孫さんのために、
トカゲを描いてみたいとおっしゃる
おじいさま。
感動ですね🥺
ぜひぜひお力になりたいと思います♪
というわけで描き方を順番に説明した動画を
作ってみました
長手数の詰将棋みたいになってますけど、
どうなんですか、これ?
これってこのポーズしか
描けないってことですよね?
🐿️わかってるよ。
そのための補足記事なんやから。
『南総里見八犬伝』を描いた
江戸時代の作家 滝沢馬琴はこう言ってる。
『何かの絵を描くとき、
絵の上手い人はイラスト化されたものを
思い出してそれっぽく描くが、
絵の下手な人は頭の中で本物を思い出して
どう描いて良いか分からずに途方にくれる』
🐿️これは現代でも通用する方法です。
まずお手本通りに再現できるようになる。
これができたら、
頭をもたげてるところとか、
あしが伸びてるところとかを
変えていったら、
いろんなポーズが描けると思います。
まったく初めてのものを描くときは
どうしたらええの?
🐿️写真とか動いてないものを
それなりに描くということなら
ふたつの方法が考えられます。
🐿️まずひとつめは、
〈ゆるく何度も描くこと〉
絵を描くのが不慣れな人は、
絵を描く際に、
『今 自分が紙に描いている部分しか
見ていない』
ので、全体のバランスが崩れがちです。
🐿️しかもそういう描き方だと、
集中力が途切れてしまって、
描き込みの密度に差が出て
チグハグな絵に
なってしまうことが多いです。
🐿️その対策として
〈ゆるく何度も描くこと〉を
おすすめします。
🐿️たとえばネコを
この方法で描くとしましょう。
①初めは鉛筆やペンをゆるく持ち、
紙に描きたいものの全体をのびのびと
描きます。
目はこのあたり、
あしはここぐらいから出て〜、
背中はこうなってて〜と、
つねに全体像を意識しながら
鉛筆を動かし続けましょう。
🐿️②はじめに描いた絵のとなりでも
別の紙にでもいいので、
①の絵と実物との違いを
どこかひとつ見つけて、
その部分を修正した全体像を描きます。
🐿️①と②を繰り返しながら、
全体の雰囲気が実物に近くなるように
何度も描いていく方法です。
やり方を実演している動画です。↓↓↓
🐿️ふたつめは
〈ネガスペースを描く〉
という方法です。
🐿️この鳥を描く場合を例にします。
🐿️この絵は鳥の部分と
白の背景部分からできています。
鳥の部分を〈ポジティブスペース〉
(以下ポジ)
白の背景の部分を〈ネガティブスペース〉
(以下ネガ)
と呼びます。
🐿️わかりやすいように
色分けしてみましょう。
🐿️このようにポジとネガに分けても
鳥が飛んでいるとわかりますね。
🐿️〈ものを単純化してその輪郭線を描く〉
と思われた方も多いと思います。
しかし、それではなかなかうまく
描けないのです。
🐿️おそらく皆さまの多くは、
〈ポジのいちばん外側〉に
線を引くと思います。
🐿️この図は単純化されてますが、
実際に写真などで見たものの輪郭線を
描く場合、
ポジのいちばんネガ側(いわゆる輪郭)を
描いてもうまく描けません。
(だから多くの人が、
絵が苦手と錯覚してしまうのです)
🐿️ここで意識を転換していただき、
〈ネガのいちばんポジ側を描く〉
ということを意識してみてください。
🐿️どこからスタートしても良いので、
右回りでも左回りでも
一周するように描いてみてください。
スタートとゴールが
多少ズレるかもしれませんが、
けっこう絵になっていると思います。
🐿️これは上の本に載っているやり方で、
このやり方を実行すれば、
人はかなり短時間で
いわゆる写実的な絵が描けるように
なります。
(ただ文字数が多いので、
読み上げるには相当な時間がかかります)
🐿️このような複雑なポーズも、
🐿️ネガスペースを追いかける
という意識にすれば、
けっこう気軽に再現できます。
🐿️おまけにネガスペースに集中すると、
左脳より右脳が活性化してきて、
絵を描くのがさらに楽しくなります♪
目からウロコですね。
これだけでちゃんと描けるように
なるんですか?
🐿️もちろんなるんやけど、
説明し出すとまだまだ時間がかかるので、
今日はこの辺にしておきます。
🐿️言いたいことは、
〈見たものをある程度の正確さで
紙の上に描くことに才能は
まったく必要ない〉
ということです。
🐿️興味、知識、練習で
誰でもできます。
そしてすごく楽しいです。
長い長い文章を最後まで読んでくださり、
誠にありがとうございました。
🐿️絵を描く人、
絵を飾る人が1人でも増えるように、
これからも活動していきますので、
よろしくお願いいたします🙇
それではまた〜(@長@)