今日は何を教えていただけるんですか?
🐿️今回は、『風景画は地面が大切』
〈地面は多めに入れましょう〉
というお話しや。
🐿️まずはこの絵を見ていただきたい☟☟☟
大阪 四天王寺の建物ですね。
🐿️この建物はとても大きくて
迫力満点やったんよ。
だから画面いっぱいに描いたんやけど、
実物を見たときのような、
建物の雄大さがこの絵からは
伝わってこないねん。
たしかに。
🐿️次はこの絵☟☟☟
🐿️四天王寺近くの神社を
同じ日に描いた絵なんやけど……
息が詰まる‼️
🐿️そうやろう!
描きたいものを画面いっぱいに描いても
出来上がった絵には迫力がないことに
このとき気づいたんよ。
(そして絵を見た人にすごく窮屈な
気持ちをおこさせてしまうねん)
🐿️そこで次からは思い切って
メインの建物を小さく描いて、
〈建物〉と〈建物の周りの景色〉も
ちゃんと描くようにしてみたんよ。
それがこの絵☟☟☟
おお!
建物が画面に占める割合は多くないのに、
前の2つの絵と比べると、
この絵の方が迫力があるように思えます。
🐿️これは紫陽花寺で有名な奈良の矢田寺。
去年は縞ネコさんと紫陽花見たかったけど、
叶わなかった。
残念😢
しょうもないこと言わんでええから、
講座を進めてくださいね。
🐿️はいはい、
絵に描いた建物に迫力がなかったり、
景色に広がりがなかったりしたら、
紙が小さいのかな?と
悩まれてる人も多いと思うけど……
🐿️ものの大きさは、
何かと何かを比べたときに
はじめてわかるものやから、
画面の中に建物をバーンと大きく描いても、
なかなか伝わらないことが多いねんね。
🐿️たとえばこの絵☟☟☟
🐿️大阪造幣局横の泉布観。
これはポストカードに描いたんやけど、
紙の大きさと絵の中の建物の迫力には
関係がないことがわかってもらえると思う。
ほんまや〜!
🐿️ついでに以前描いた
大阪八尾の桃林堂さん☟☟☟
この絵の地面部分を切り取ってみると……
こうなるねん☟☟☟
息が詰まるって言うてるやろ‼️
🐿️地面の広さが大切なのが
わかってもらえたかな?
不思議ですね〜。
空が広い方が広々としそうなんですけど、
地面の広さも大切なんですね。
今日は有意義なお話を
ありがとうございました。
みなさま次回をお楽しみに〜。
おまけ
水彩風景画を勉強するのに
おすすめの本とかありますか?
🐿️えーとね、まずはこれかな?
🐿️今回の地面を広く取りましょう、
ということもこれで知ったし、
地面を広く取るためには、
〈建物からある程度離れて
絵を描きましょう〉
ということも教えてもらった。
著者の高崎氏は
大手建築会社で設計をされていた人で、
建物の各パーツの名称や建築用語が
ちょっと煩雑に感じるときもあるけど、
これはおすすめです。
🐿️関西地方の風景画が多いのも、
自分にはありがたかったかな。
他にもおすすめ本もたくさんあるので、
おいおい紹介していきます。
それではまた〜(@風@)