新元号が「令和」と発表され、
出典の万葉集の本が、売れているらしい。
解りやすい現代語訳の付いた角川の文庫本
母が書棚から引っ張り出してきて読んでました。
高校の古典の授業が懐かしい、、
扉絵には、額田王
「あかねさす・・」 「むらさきの・・」
多彩な恋愛感情が織り込まれた日本文学の奥深さを
あらためて思い知らされます。
時に 初春の令月にして、気淑く風和ぐ
梅は鏡前の紛を披き 蘭は珮後の香を薫らす
「令」 は良いという意味らしいですが、
与党に批判的な人たちは、命令の令だと文句言ってるようですが、
むしろ教養の無さをさらけ出してると思うんですけど、、
この解説本、次のページをめくると、、
なんと!山上憶良の「貧窮問答歌」に苦笑いしてしまいました。
約七割の人たちが、平成は良い時代だったと答えたそうですが、
経済構造ボロクソだし、景気回復してるわけじゃないし、
格差社会がじわじわと進んでいる事実にも目をそらしてはいけませんよね。
ものごとの本質を見抜いて生きられる社会
そんな時代になって欲しいと願います。
さて、始まってもいない「令和」 何年続くのでしょう、
雅子妃と同い年の私、
この長寿時代、次期天皇陛下も将来生前退位なら、
昭和、平成、令和、、、四つの時代を生きることになる?
途方もない想像をめぐらした四月一日でした。