いつもご訪問頂きありがとうございます♡
【Salon de Merci】
完全予約制・少人数レッスン
福島県いわき市
~大人の女性のための~
心ときめく手仕事サロン
AtelierMerci の michico です

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今日はいよいよ
パリ滞在最終日のお話です

これまでの旅記録・・
①モンサンミッシェル編は、こちら
②レッスン・サンマロ編は、こちら
③パリ市内観光編・前編は、こちら

プールラヴニールのモンサンミッシェルでの
フラワーレッスン
初めての海外体験について
記録しています

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昨日はエッフェル塔の
ライトアップを眺めて
心地よい状態のまま
ぐっすり眠りました

そして今日は
フランス滞在5日目・・最終日です
夕方17時半には
ホテルから
シャルルドゴール空港までの
バスが出ます

それまでに
二つの観光スポットを
訪れてみました♡

まずはルーブル美術館です
「地下鉄を利用してみようか!」と
当初buddyの花友さんとは
話していましたが・・
私たち同じお年頃世代で
物事の価値観や意見が一致(笑)
多少割高でも
快適で速くて確実で・・という
ウーバータクシーの利便性に
虜になってしまい
今日も一日
利用することに決めました(笑)



ということで流暢に
朝食をいただいていたら
入場時間ギリギリ到着・・
焦りながらのまずは一枚です




トムハンクスさん主演の映画
『ダ・ヴィンチ・コード』
舞台にもなっていたルーブル美術館

こちらのガラスのピラミッドが
やはり目を引きます
直接見れたことにまずは感動♡
嬉しくて何枚も記念に撮りました







内部はどうなっているのかしら・・と
ずっと気になっていました
そしてその謎も
この時すべて解けました(笑)




規則性があって美しいですよね

まるで自然界のエネルギーを
一点に集めているかのよう・・



ルーブル美術館は
昨日お話したパリ中心部
1区のセーヌ川の右岸にあります

元々は歴代のフランス王の
王宮だったとのこと
宮殿だったのですね♡

今のように美術館として
このルーブル宮を
開館することになったのは
フランス革命の最中だそうです




私たちは
こちらの入り口から入りました




館内はどのようになっているのかと
わくわく想像しながら振り返ると・・
計算し尽くされた美があり
はっとしました





この国立美術館は
世界最大級の美術館なので
とにかく広い
時間をかけてゆっくりと
眺めたいところですが
私に許されている時間は
ほんの2時間弱
ポイントを定めて収蔵品を
鑑賞しました








歴代の国王が収集した美術品は
一度は破棄されそうになりますが
法律でこの宮殿を
“あらゆる科学、芸術が集められた場所”
とするように決めたのです

詳しくはこちらのサイトの
『パリ旅行ブログ』を
お読みになってみてくださいね
ルーブル美術館ほか
様々なお話が興味深いです
私も熟読しました

パリミュージアムパス


歴史がよくわからなくても
大人になったいま
私たちは様々な経験を
積んで生きてきているので
色々な知識も相まって
物事を楽しむことができるのが
人生の楽しさかな♪と思います

私も3人の娘を
育ててきて思いますが
子どもの頃の学びは
その先に何があるのかが
いまいち不透明です
教科書での知識や得た技術が
いずれはその後さまざまな場面で
物事をうまく処理できることに
繋がるのだよ♡と思っています

もちろん私自身の経験からでしか
物事は言えないので
たくさんの人や書物に出逢い
また五感と体を動かして
実体験を多く積むことが
より良い人生を望めるのではないかと・・

はぁ・・また熱くなりました(笑)
大人の私たちが感じ得たことが
そのまま次の世代を支える
答えですね


さて・・次にまいりましょう

館内から中庭の景色は
まるでその時代に
タイムトリップしたかのよう♡
何百年と超えて
ここに佇めることに
きゅん♡と心が震えました





館内はものすごい数の収蔵品なので
写真の記録も追いつきません




私自身が心惹かれたものを
ご紹介いたしますね
まずは・・・こちら
レリーフです

女子高時代に
美術の先生よりこの技法の
お話を伺ってから
虜になってしまった造形です

いわゆる・・浮き彫りというもので
木材や石などの単一素材に
モチーフを彫り込むのですが
浮いて見えたり沈んで見えたり
光の当たり方によっては
さらに趣が生まれて
私の心を射抜きました(笑)


ということで
美しいレリーフフォトを
数枚ご覧くださいね










先日、亜紀先生が我が家に
お越しくださったとき
ソウタシエの上級レッスンを
行いましたが
カメオを取り入れて欲しいと
懇願したのもこの理由からです

皆さまにも
子どものころでなくても
大人になってからも
そんな出逢いが
ありますでしょうか♡

振り返ると・・どこかに
キラリとときめく出逢いが
あったかと思いますよ^^






それから
美しい絵画の数々を♡















こちらは
『ナポレオン1世の戴冠式と
皇妃ジョセフィーヌの戴冠』

ジャック=ルイ・ダヴィットが描いた
とても巨大な絵画です
(ルーブル美術館内で2番目の大きさ)
フランス新古典主義の巨匠で
ナポレオンのお抱え画家
だったらしいのです

1804年にノートルダム大聖堂での
ナポレオン1世の
盛大な戴冠式の様子が描かれています

彼より位の高いローマ教皇に
背中を向けてしまっているけど
大丈夫かしら・・・(笑)




そして・・
絵画と空間と装飾が
見事に調和していたお部屋です
お気に入りの一枚です
素敵ですね♡






今度はこちら♡




言わずと知れた
ルーブル三大至宝の一つ
『ミロのヴィーナス』
正式には
『アフロディーテ』

ギリシャ神話の
“美と愛欲の神様”がモデルです♡
大理石でできているのですね

ヘレニズム文化の代表作品です
(懐かしい響き・・中学時代に
聞き覚えありますよね)
発見されたのは
エーゲ海の
ミロ島という場所とのこと

不完全さに魅力を感じますか?
私は感じます(笑)

たとえがちょっぴりかけ離れますが
昨夜のような
満月の翌日の十六夜に
惹かれてしまうような・・
そんな感じ^^





後ろも気になりますよね
そして横からのアングルも・・
もっと記録に残せばよかったと
今になって思います^^


そして
二つ目の至宝は・・
勝利の女神こと
『サモトラケのニケ』
先のミロのヴィーナスと同じように
ギリシャ文化と
オリエント文化が融合したもの

このあたりの時代のお話で
とても興味深い記事を見つけました
こちら

そして記事を読んでいたら
この本
買いたくなってしまう私です(笑)
わかりやすそうで何より!
娘と読もうかな♡


どこから見ても美しい姿♡
体のラインや
それを纏う布もたっぷりと・・
それが
ヘレニズム期の特徴らしいです





こちらの角度からも♡







高さ3m以上もある女神像
個人的には
この引きの一枚が好きかも♡




そして3つ目の至宝は
かの有名な
レオナルド・ダ・ヴィンチの
『モナ・リザ』

絵画の前はものすごい混雑ぶり
微笑みかけてくれたこの一枚に
感謝です
自分の目で見れたことに
ものすごく感動いたしました♡




あれよあれよという間に
もう時計はお昼時です
お土産も観ながら
館内を後にしました




フランスへ来たのだから
もちろんあの店へ♡
この後のブログで
ランチタイムのお話は
お伝えいたしますね


午後はセーヌ川の中州
シテ島にある
サント・シャペルへ向かいました
地理的にはここです




サント・シャペルの隣には
シテ島の三分の一を占める
Palais de Justice
パレ・ド・ジュスティス』が並びます

かつての王宮の遺跡で
日本でいうところの
最高裁判所にあたる建物(司法宮)です
フランス革命時は
公開処刑場としての役割を
担っていたそうです






そしてその隣には
パレ・ド・ジュスティスの
一部になっている
Conciergerie
コンシェルジュリー』と呼ばれる
宮殿がありますが
フランス革命時には牢獄として
利用されたので
マリーアントワネットが収容された
独房があるとのこと

セーヌ川クルーズでも
その外観を見ることができます




さて・・
その並びのこちらです
聖なる礼拝堂
Sainte chapelle
『サント・シャペル』
ちなみにこちらも
パレ・ド・ジュスティスの一部です




サント・シャペルは
ノートルダム寺院と同じく
ゴシック建築です

12世紀にフランスで発祥した
この建築様式は15世紀まで続きます

ゴシック様式の特徴は
まずはこの窓のような
尖塔アーチとよばれる作りが
見られること

穏やかな円形アーチよりも
キュッと上部が尖っていますでしょ




教会の壁の装飾にも



至る所に見られました




そして美しいステンドグラスも
ゴシック様式の特徴です

サント・シャペルは
世界最大級と呼ばれる
ステンドグラスが
その壁の全面を覆います

中は華やかですのに
外観はいたってシンプルです
そのギャップに‥萌えました(笑)






まずは1階から♪

2階建ての教会ですが
1階部分は天井が低くて
召使専用の礼拝堂として
使われていたようです

十分すぎるほどの美しさです♡








そしてこちらのお部屋の端にある
細いらせん状の階段を
上っていくと・・・
この美しさに出会えます♡
2階は
王とその家族専用の礼拝堂です
鮮やかな青と赤が
この空間の中にとても際立っていて
ずっと私は上を眺めていました

美しすぎて
やはり言葉が出ませんでした








そしてもっと驚くべきは・・
なんと一枚一枚の絵柄が
すべて異なるのです
本当に泣けてまいりました

昔の方々・・
あっぱれです♡♡♡

この美しさを
後世にまで残していたけたことにも
Merci Bouquet♡♡♡




やはり・・
昔の歴史や遺跡は
残すべきものなのですね
最終日は
決して忘れることはない
芸術鑑賞の一日となりました




さて
こちらを後にしまして
サント・シャペルで合流して
ご一緒に美しさを堪能した
花友さんたちと
この後近くのカフェに♡

数分歩きながらもその途中では
このような素晴らしい時計を
見上げてみたり




シャンジュ橋から眺める
セーヌ川を写してみたり♡
フランスを離れる時間が
刻々と迫ってくることに
一抹の寂しさと
安堵感がありました




こちらで一服♡
この橋の先にある
Cafe Bords de Seine



パリはカフェ文化の街
一度はテラス席で
道ゆく人を眺めながら
お茶をしたいものです

今回はそのささやかな夢は
叶いませんでしたが
もし次回渡仏するチャンスがあれば
パリジェンヌさながら
超濃厚なショコラショーと
焼きたてのパンオショコラを
いただきたいものですね♡

私ののどの渇きを潤してくれた
ミントソーダー水です♡
まだ帰らないで・・と
ドリンクの美しさが
そう訴えかけてくるようでした




こちらのカフェのお隣では
懐かしいミュージカルも
上映していたみたい♡
時間が許せば見たかったな


さて、ウーバータクシーを
呼ぶとしますか(笑)





・・ということで
旅の記録は終わり・・
と言いたいところですが

パリと言ったら
ファッションも
ハイブランド発祥の街
そして私がいつも感じていて
実際来てやはり・・♡思ったのが
カラーセンスの街だということ

今回ファッション関係の
お店には伺っていませんが
スイーツの視点から
少しお話してみようかと思います

この後のブログで
お伝えいたしますね♡

Merci♡michico