Photo by Emiliano Vittoriosi on Unsplash
インテリアコーディネーター有資格者が就いている仕事はいろいろ。
接客をしてインテリア商品をご提案する仕事が多い中、
有資格者が求められる裏方的な仕事のひとつが
竣工検査の検査員
住宅やマンション、ホテルなどの新築物件の
工事が完了した内装のチェックをする仕事です。
依頼主によってチェックポイントは色々ですが、
傷や汚れ、クロスの仕上り、ペンキの塗りムラ、スイッチパネルの傾き、
建具の建て付け、引き出しの開閉、床鳴り、などなど
床、壁、天井、設備や造作家具、
隅から隅まで舐めるように視る仕事です。
現場によっては図面と照らし合わせる必要もあります。
ICの資格がなくてもできる現場もありますが、
依頼者の立場からは、インテリアに関する知識の証明でもある
資格の保有は、仕事を依頼する上で安心材料のひとつになります。
インテリアコーディネーター資格試験の概要はこちら→IC資格試験
私がインテリアコーディネータ(IC)の資格を取ったのは2000年。
ICの資格は取ったものの、ずっとICとして仕事はしてなくて
米軍基地の仕事を辞めた後に、フリーランスでICの活動を始めました。
ICとして長いキャリアがあるわけではなかったけれど、
インテリアコーディネーターの資格があるから
先輩ICが紹介してくださった仕事のひとつが
竣工検査のお仕事でした。
初めてこの仕事に行った時に
自分の新たな適性を発見して自分でも驚きました
スキャナーのように隅から隅まで内装をチェックするのですが、
手直しが必要な所が私を呼んでいるように、目が止まるのです
現場で作業をしていた経験から、職人さんの疲れが出ている施工や
そもそも腕のよくない職人さんが施工したことまで見えてしまいました
私が検査員に向いていると思うのは・・・
神経質というわけではないけれど
・小さなゴミでも気になる
・グラスの汚れが見えてしまう
・どんな物でも傷が目に止まる
・誤字脱字によく気付く
・美術展などで額が傾いていると気になる
・センタリングの文字が寄っているのが気持ち悪い↓こんなの
センタリング
など。
沢山当てはまる方は、検査員のお仕事は向いているかもしれませんよ〜
ターミネーターの目になった気分で指摘魔に!
いろんな現場を見られて楽しいお仕事です
MAKI's Pick