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私が持つ資格に「英文タイプA級」というのがあります。
今はもうない技能検定試験です。
現在だと「ビジネスキーボード検定試験」の英語とかになるんでしょうかね。
時は1991年
短大の選択授業に「英文タイプ」というのがありまして、
面白そう♪と受講しました。
教室にずらっと並んでいたのは、今じゃアンティークなタイプライター
こんなの↓
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もうわかる人いないんだろうな〜なんて思っていたら、
アニメ、ヴァイオレット・エヴァーガーデンで主人公がタイプライター使ってるんですね
私はアニメを見ないので(韓ドラ見るのに忙しくて)わからないのですが。
タイプライターって、
打った文字を一字ずつその都度紙に印字していくので、間違ったらアウトです!
キーを押すと、アルファベットの文字が凸版になってるのが跳ねて、インクの染み込んだリボン越しに紙に叩いて印字する、というもの。
・・・意味不明?
動きを説明するのって難しいですね
ある程度の力でキーを押さないといけないし、
同時に二つのキーを押してしまうと絡まってしまう
改行や紙送りも手動。
今だからかわいいなぁと思えるところは、右マージンをセットしておくと
「チーン」とベルが鳴って教えてくれるとこ
英文タイプの検定試験というのは、確かC級からで
C級 30単語/分(ミスは15個まで)
B級 40単語/分(ミスは10個まで)
A級 50単語/分(ミスは10個まで)
いかに早く正確に原稿と同じように仕上げられるか、という試験。
タイプライターなんて教室以外で見ることもなかったし、
当時は、英文タイプが役に立つことがあるとは全く思っていませんでした。
ゲーム感覚で「いいスコアを出したい」的な取り組み方
当時のルールは、
「 , 」(コンマ)の後は1スペース
「 . 」(ピリオド)の後は2スペース
でしたが、Eメールが普及してからは
「 . 」(ピリオド)の後が1スペースでもOK。
これ、米軍基地で働いてた時に、アメリカ人の若い子と揉めました
Anyway,
私は子供の時にピアノを習っていたのもあって、小指も利き手ではない左の指もある程度の力でタイプできたし、キーの並びもすぐに覚えられました。
Deleteキーのない緊張感で習得したブラインドタッチは、パソコンが普及するにつれ本当に役に立っています
ブラインドタッチが出来ないと、画面を見てキーボードを見て、本当に目が疲れると思います。
そうなのよ〜
という方は、ぜひブラインドタッチを習得してください!
ご存じない方へ、
まずは『ホームポジション』❗️
キーボードの「F」と「J」に触ってわかる点か線かがついてますよね。
「F」は左の人差し指
「J」は右の人差し指
のホームポジションです。
このキーを軸に、他の指も同じ横列にいるのが基本。
そこから上や下に指を伸ばしてキーを叩きホームに戻る。
見なくても、人差し指がポツっとしたのに触ればホームポジションに戻れる
ということになっているのです。
目の疲れ、肩こり軽減にも、是非ブラインドタッチの習得をお勧めします
余談ですが、
「タイプライター」という曲があって、
コンサートで演奏される時はコメディーな演出が多いです
↓ Mr. ビーンな登場がウケるww
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