♕なかなか言葉で上手くお伝えしきれないですが…

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兵庫県の伊丹、尼崎、西宮、神戸にて、かぎ針編み教室を主宰しているAtelier Lunaです。

初心者の方にわかりやすい、あみぐるみとかぎ針編みの教室をしています。

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このところ、ブログを書くのをお休みしていました。

今月に入ってから、だんだん、父の具合がますます悪くなりだして、家族で続けてきた介護も虚しく、先週、とうとう天界へ旅立ってしまいました。

最後の父の日も迎え、お祝いもしてから…。

形は違うとはいえ、最愛のパートナーとの永遠の別れは、私にも経験がありますが、それはとても辛く、苦しかったのを思い出します。

母もきっと、そんな思いの中でいながらも、今は日常を取り戻しながら、前を向いていこうとしていて。

そんな母を支えるため、葬儀の後も私たち家族は実家へ泊まり、昨日、帰宅しました。

葬儀後、母の方から、帰ってしまうの？(涙)…と言ってきたので、夫と即決で泊まることに。

息子も、ばあばのことをとても心配していて。

本当に、優しい家族に感謝です。

父は、パーキンソン病や外にも、色んな病気を患っていた中、昨年に肺がんステージⅣと間質性肺炎が更に発覚し、お医者様からも、もう長くはないと言われて、治療もどれも難しいと言われて在宅医療を受けながら過ごしていました。

あらゆる民間療法も家族で勧めましたが、父は、「人間は、一回は死ぬねん！」と言い、どれも拒否していました…。

介護士さんや在宅医療医師、看護師さんなど、色んな方の助けもありましたが、それ以外は母がしていて、お風呂も母以外の方に入れていただくのも嫌がり、母もとても大変そうで、老々介護をしていました。

また、私と妹も、とにかくできる限りの時間を父のために使ってきて、父の話し相手をしたり、ご飯の仕度や通院の付き添いなどを続けてきました。

そんな父は父で、最後の入院で、お医者様からも驚かれましたが、もうかなりギリギリのところまで我慢して、自宅にいてくれたそうです。

父は、とにかくできる限り、家に居たかったのだと思います。

でも、亡くなる10日ほど前に、私に、「もう病院(ホスピス)へ入った方が、いいと思うねん」と、言ってきました。

「お父さんがそうしたいなら、そうしたらいいと思うけど、しんどいの？」

…そんな会話をしたのを記憶しています。

私が24歳の時に、独立して家を出た後、再婚した両親でしたが、一緒に暮らしたことは無くても、親子のように喧嘩や言い合いも時々しましたし、そうやってきたからこそ繋がってきた強い絆。

自然と、親子になっていたのだと思います。

父と最初に出会った１７歳当時、まだ思春期も終わりかけな頃で、「お父さん」と呼ぶことなど、本当に嫌でしたし、母を騙しているのではないか？！と、正直信用をしていなかったです。

ですが、色んな場面で父としての役割をしてくれ、私たち家族のために、色々としてくれていました。

そして、父からしたら、考えも若く浅はかで、我が儘だった私のことも、いつも優しく受け止めてくれていました。

本当に、優しすぎるくらいに！

元寿司職人だったので、お料理の味にも見た目にもうるさい頑固な父ではありましたが、よく作ってくれた特性のオムレツやお味噌汁などは、本当に美味しかったです。

父との思い出は、数えきれないくらいに話がつきません。

２人で、色んな話も沢山してきました。

「ゆかりはほんま！よう～喋るなあ～！(笑)」

「ゆかりは優しいなあ！」

「ありがとう！」

父が私によく言ってくれた言葉が、繰り返し木霊しています。

そして、まだ実家にいるような気がしていて。

父が長く、お取引させていただいていた希望の場所で、内々の家族葬をというのを絶対に！と、私にも話してきたことがあったので、今回そちらで通夜と葬儀を行いましたが、内々でご連絡をしたものの、これまで父が仕事上で様々なところで貢献し、多くの方々から信頼されてきたことが伺えるくらいに、私の方にもぜひ参列させてください！とお電話いただいたりもしました。

父の人柄が、多くの方々から、いかに愛されてきていたのか、計り知れないものを感じ、改めて尊敬と感謝の気持ちになりました。

実業家の父だったので、仕事のことについても、色々と相談を聞いてくれました。

でも決して、私も自分の仕事で両親に頼ることはしませんでしたし、1人暮らしをしていた時も、とても心配してくれて、もっと近くに住んだらいいのに！とか、子供を出産した後も、里帰りで帰っていた時、すぐに自宅へ帰ってしまったので、もっと長く居たらいいのに！とか言われて。

本当に娘同然に、大切に思ってくれていました。

私は、赤ちゃんの時に実の父親と生き別れていて、本当の父親の愛情というものが一体何なのか？わからないで育っているところがあるかもしれないです。

子供の頃に、父親として育ててくれた父もいましたが、その父からは、息子が生まれてから急に、あまり家に来てほしくないように言われ(その父は再婚しています)、たいへんショックで辛い思いもしました。。。

ですが、亡くなった父は、私と息子が実家へ行くと、いつもたいへん喜んで迎えてくれて。

息子にとっても、自分のじいじは、亡くなった父と東京にいる義父が、一緒に遊んでくれたりしているので、自分にとってはじいじなのかもしれないと思っています。

まだまだ色んな話はつきませんが…、母の気持ちが少しずつ、明るく戻ってきています。

1人で家にいるのは寂しいようなので、私も実家の行き来はまだまだ多いとは思いますし、難聴の母が色々としないといけないことを私もサポートしないといけません。

本当に私にも、友人、知人たちや生徒さん、各事業関連の皆様、沢山のお優しく温かいお言葉をくださりまして、誠にありがとうございました。

なかなかすぐに、皆様へお返しができておらず、誠に申し訳ございません。