そんな寒い日も、教室ではいつもの時間が流れています。
こちらは中学3年、Nさんの水彩画。
学校で使っている不透明の画材で、
対象の形を明暗で良くとらえて、
ガラスや金属の質感を出しています。
1回2時間のクラスではとても時間が足りないので、
週をまたいで、じっくり向き合って描いていきます。
こちらはAさんの鉛筆デッサンです。
月2回という少ない受講ではありますが、
お仕事の合間をぬって集中して描いています。
今後は建築の仕事にいかせるよう、パースの
基礎をしっかり理解するべく、
いろんな設定の建物を描いていく予定です。
Tさんの鉛筆デッサンです。
物を描くとき、どこから始めていけばいいのか~
そんなところから悩んでいたTさんですが、
枚数を重ねていく内に少しずつクリアして
形に出来ることを楽しみながら進めています。
こちらはUさんの色鉛筆画です。
このところ色鉛筆をやりたい人が増えてきました。
色鉛筆の重ね方や、花を魅せるために葉の色を
鮮やかにし過ぎないなど、一枚でたくさん学ぶ
ことがあります。
色鉛筆は簡単そうに思いますが、鉛筆の線を
重ねて表現するので、ある程度時間がかかるものです。
花びらがビロードのような質感になり、
重ねた色がとてもきれいです。
さて昨年紹介した「模写」の続きです。
Oさんのシニャックが完成しました。
点描は網膜上で混色させる技法です。
色をどんなふうに置いていくのか、
離れて作品を見たときの点描の効果が
描いていてとても良く分かったようです。
作品自体も明るい出来栄えとなりました
技法も含めて、楽しんで描いていく。
その中から自分に合うものを見つけ出す。
その奥深さに触れてみませんか?