「子ども心と春の空」

 

アートで「生きる力を育む」アトリエフラワーチャイルドけいこです〜❤️


ゴールデンウィーク始まりましたね。


でも、今年も、まだまだ、、

なんともスッキリとしない、感じのおやすみです


でも、子どもたちにとっては

この時期ゆっくり過ごせることはとても良いこと

 できれば ドキドキ 過ごした一月の心と体の疲れを

ゆっくりとして過ごすことができたら良いですね


ということで、

今日は、そんなこどもたちの 心のウラハラ




〜こどもの心と春の空のお話し〜



  


「作品を見せたくない」


 これは、、まあ、 よくあることではありますが、、

 出来上がった作品を お迎えにきた お父さん お母さんに

見せたくないという子がいます。


 そんな 「見せたくない」 

こどもの気持ちのお話しです。


*****************



かわいらしき女の子


作品を彩る色はママの好きな色


「この色はね、ママの好きな色なの」


それをみた講師の先生は声をかけます


「じゃあ、この作品は、母の日にプレゼントできるね」


「うん」


女の子は元気に答えます。


さあ、ママが迎えに来ました。


「今日は何作ったの?」


ママが聞きます。


でも 女の子は


「ダメ 見せないの」


「見せてよ」


「見せない」


と問答が続きます。


いやはや、、


内緒のプレゼント、


どう、、、声かけしたら良いか迷います。







小学3年生の男の子

お姉ちゃんと一緒に通ってくれています。


今日は、、

作品がなんだかうまくできなかった様子。


「色のバランスが悪いんだよ

失敗だ! 

こんなんダメだ!」


お姉ちゃんが

「いや、これはこれでいいと思うよ」

と声をかけても

どうやら、、本人がどうしても気に入らないようで、、、、


厳重にカバンにしまわれました。


お迎えに来た お父さんが、

「今日は何作ったの?」と聞いても

頑に、、 作品を見せません。。。。


お姉ちゃんも、、何も言いません。


さてさて、、さてさて、、、





もう1人、、、、、、、、




幼稚園から通ってくれている中学生の男の子

久々に会ったら

なんだか 驚くほど 大人っぽくなっていて

身長はもちろん、、


声がわりまでしちゃったりして、、


声かけても

俯きがちに、

首をすくめて

口元だけで

笑を見せるだけ。


黙々と、授業を受けて、、、、

帰り際に



先生に挨拶はかろうじてするものの、、、


お迎えに来たママの 

「今日は何作ったの?」


と言う声かけには

完全に無視。。。


「は?」

と、、

つぶやいて


1人でさっさと、車に向かいます。



ママは、、泣きそうな顔をして


「最近、、何にも喋ってくれなくなって」


と、


「いえいえ、これはもう、立派な成長ですよ!おめでとうございます!ですよ!


ちゃんと立派に成長しているしょうこなんですから

心配しなくて良いですよ」


と、、ママに声かけます


うんうん。

ちゃんと立派に、(まともに!!)しっかり

育っているってことですよ!!


反抗期バンザイ!!!!


反抗期バンザイですよ!!!!


すいませんと頭を下げながら、、

泣きそうな顔のママ、


いいんですよ

それでいいんですよ

大丈夫ですよ

笑顔でお見送り






いやはやいやはや、、

子どもたちの

同じセリフ


「見せない」


でも、、、、、、


同じセリフの中に、、、


成長の中で見え隠れる子ども心


いろんな気持ちを

隠して、

現して、

たった一言


「見せない」


この中に、

色々な思いがあって


色々な心の中の「ことば」がある

でも

それを ちゃんと自分の気持ちを表すための

言葉に紡ぎ出すのは

きっと

まだまだ先

 


だから 

たった一言

「見せない」  




子どもの心を

彼らの言葉だけから判断するのは

実はとても難しいのです。

 

本当のことを言いなさい

あなたの気持ちを言いなさい

 

それは、積み重ねて

長い時間の蓄積の中で

作り上げられていくものなのですよね。


だから大人は、

そんな彼らの気持ちを 

汲み取りながら 

気持ちを読み取ることが大切なんだと

思います。



芸術というのは、

とても 実は 便利でして、、


子どもたちの 心と体の成長が

手にとるように 見えるものでもあります。


表現力を身につけるというのは

子どもたちの、心も育てているのですよね。


そして


芸術的な表現を身につけるというのは

自分というものを理解することに

繋がります。



私たちは

子どもの心身の成長に

できる限り

寄り添って

子育てのサポートができるようにしたいと

願っています。



4月 からスタートした 新しいプログラムソダテルLABO


6月から新規会員さま向け の募集をスタートする予定です!!


5月連休明けには ご案内できるかと思います。


どうぞよろしくお願いします。


******************

アトリエ・フラワーチャイルド

http://www.atelierflowerchild.com/

480-1103 

愛知県長久手市岩作中島41−1

0561-69-1493



ソダテルLABO

https://sodatel.com/

youtube 「ソダテルLABO

https://youtube.com/channel/UC9jbcNdwWOK_0YqzQEpIiBg














 


『五感を使って生きる』ということ



先日

日本仕事百貨で働く次女しょうこと


アトリエに長年通ってそして現在

アーティストとして活動

アトリエの先生も務めてくれている

関根ゆみさんのzoomトークを聞いた。


じわじわと

2人の会話が私の心と身体に広がっている


『もりっこのたわごと』と

題されたトークは淡々と思い出話と

ゆみちゃんの

現在の活動を語るものだった


2人は今20才と22

年齢の違う彼女たちの共通点はもりっこであること

おやこ劇場で育ったということ


今回はその中でも『もりのようちえん』についてがテーマだった。


もりっこというのは

長久手にある自然幼稚園

通称

『もりのようちえん』

に通っている子の呼び名


もりのようちえんは

3歳から6歳まで

とにかく

森の中で遊び尽くす時間を過ごす


そんな時間を過ごした2人が

幼稚園時代を振り返り

そして今を語るというトークだった。


衝撃的だった


なぜなら

彼女たちが体験してきた世界は

私が想像するよりも遥かに

色鮮やかで

躍動感があり

今もまだ共にあるようなリアルさだったからだ


そして

さらに不思議な感覚に囚われたのは

その2人の言葉から

引き出され思い出されたのは

自分の幼少期に体感してきた

『自然体験』の数々だった


彼女たちが

語っていたのは

たしかに

彼女たちの体験なのだが

蘇るのは自分の細胞に記憶されていた私の幼少期の感覚だったのだ


草むらを歩く時

素肌に当たるひんやりとした感触

夏の日のむせ返るような草の匂い


冬の川の冷たさ


春の野の柔らかい土


梅雨の雨


水たまりの光


森の中のカブトムシの匂い


彼女たちが紡ぎ出す言葉が

私の中でザワザワと目覚めていくようだった。


五感で記憶されたことは

失われることはない


そんなとても大切なことを思い出させてくれた。


そして

それとは真逆に

しょうこは私の娘だけど

ゆみちゃんも長年アトリエに通ってくれていたけど

2人のことはもう何年も見続けてきているけど


彼女たちの体験は

彼女たちのもので


「私とは違う時間を生きている」という当たり前だけど

知らない世界が広がっていたのである。


彼女たちは

『子ども』から

すっかり

『大人』という

『人』

なっていたのだ。


親としては、先生としては

慌てふためく気恥ずかしさを

全く

感じることもなく私は

単純に視聴者としてら

番組を楽しんでいた。





ゆみちゃんが語った

『幼稚園の地面に

水で絵を描けると知った時

私の目の前に広がる

この地面

全てがキャンバスなんだ‼️

と思った瞬間が忘れられない』

という言葉や


しょうこの

『今でも熱いと分かっていても

とにかく手でなんでも触ってみないと気がすまない癖』の話とか


季節によって

毎日変わる

土の色の不思議さの話などなど


彼女たちの語る

五感の思い出は

知識よりも先に

そこにあるものとして

触れた

『これが世界だ』と

細胞で記憶している話だった。


圧倒的に大地と繋がっている

『命』=『魂』の話


なんて言うとちょっと大袈裟で気恥ずかしいか、、、


もっと正直に言えば

『まいったなぁ』

かも知れない(笑)





これは

体験したことのあるものでしか表現できない言葉の数々で

さらに

大袈裟に言えば

この地球の圧倒的な生命力を

小さな身体に吸収して同化させてきた話


それだからこそ

彼女たちも

小学校にあがってからの

社会というルールの

理不尽さと

常識という名の枠に

なんとも違和感を

持ち続けてきたのかもしれない。


*****************


話は変わる

というか

終わらせよう(笑)


きっといつまでも語り続けてしまいそうだ。


うん

今日はここまでしよう



つまり

彼女たちの話をきいて

私が勝手に着地点として見出したのは


五感を磨くには

芸術は不可欠である


そして子どもの成長には

芸術は不可欠である


ここだ。


彼女たちの話 とは関係なく

私の今の着地点ということ、、、で、、


私自身の話

私は、

子供の頃から

心と身体の

バランスをとるために

表現する力が不可欠であった


芸術は心を育てるとは

よく言うがまさに

私にとって芸術は

うまく作るものでも

上手になることでもなく

『生きる術』であった。

社会で生きる

その違和感を

芸術という力を借りて

アウトプットする力を身につけてきたことが苦しみの中からも抜け出し

さらに

生きる喜びを体感する生命力であることだと


彼女たちの紡ぐ言葉から再確認をさせてもらえた。


彼女たちがそれを意図して語ったとは

言わないが、彼女たちの言葉から

私の中で動き出した感情が

思考力を動かし始めている。


それは循環なのだろう


インプット

アウトプット


吸収

排泄


吸って吐いて


呼吸を止めたら

死んでしまう


詰め込み過ぎたら

動けなくなる


表現する方法を身につけると言うことは『生きる術である』




さて

日本仕事百貨の

しょうこさんの

この企画は来週も続くらしい。


次回も『もりっこ』の

じだいくんとのトークということだ


楽しみだ

私がさらにどう変わるのか

勝手に楽しむこととしよう






























○年後、なにしてる?-“もりっこ”のたわごと-



生きる力を育てる

アトリエフラワーチャイルドけいこです✨

最近ちょっと忙しくて

なかなかブログも更新できずにいました。

皆さま元気ですか?


さてさて

コロナ禍

ますます混迷をきわめていく社会ですが

アトリエの中は穏やかです。


暦の上でも、春が来ました

私は

旧暦の正月過ぎのこの季節が好きです。

寒さの中に

柔らかな春の兆しが

見え隠れして

日差しが鉛色から

解けて

せせらぎの川面が

跳ねるようにキラキラ輝きだします。


ゆっくりと

でも確実に季節は巡ります。


子どもたちと長年すごしていると

彼らの成長の様子が

季節の移り変わりのように

積み重なって見えてきます。


今の姿を見ながら

私は1人は1人の子どもたちの

未来の姿を見つけ出していきます。


そして成長していく子どもたちの姿から

積み重ねてきた過去を

いつも見つめています。


こどもは成長する生き物


成長を邪魔しないようにするために

アトリエでは

とにかく

最初に身につけてもらうことは


『自分のことは自分で決める』


です。


アトリエでは

他の子どもの作品に

口出し手出しは禁止です。

それが兄弟姉妹でも


それが先生でも

です。


私でも

子どもたちの絵に

手を入れる時は

まず

子どもに

断りを入れます。


それぐらい

子どもたちの絵を大事にしています。


子どもたちの絵を大事にすると言うことは

かれらの尊厳を守ると言うことです。


残念ながら今の子どもたちの環境は

全部とは言いませんが

ジャッジの世界に生きていることを

彼らの言動から感じます。


アトリエに通い始めた

子どもたちの多くが

私に作品を見せに来るときに

『これでいいですか?』と聞いてきます。


アトリエに長年通っている子は

『できた!』


と言います。

この違いわかりますか?


『これでいいですか?』

というのは

良いか悪いか?のジャッジを人任せにしているということです。


『これでいいのかどうかを決めるのは先生ではないよ

あなたはどう思うの?』と聞きかえすと

子どもたちは最初キョトンとします。


でもそんなやりとりを繰り返していくうちに

彼らは自分の意識を持ち始めます。


『僕はこうしたい』

『私はこうやりたい』

変わってくるのです。


ものづくりの醍醐味というのは

『作りたいものが作れるようになること』

『表現したいものを形にすること』

です。


だから

良いか悪いかな判断は自分で決めるのです。





〜最後の判断を他人に委ねてはいけない

自分の完成は自分で決める〜



もちろん

『出来た』と言われてから指導が始まるのですが

『これで良いか?』と聞かれてからの指導とはちがうのです。


『他人にジャッジを任せてはいけない』


そんな小さな言葉のやりとりを

積み重ねていくと

彼らの意識が変わってきます。


指導とは

正しい答えを教えるのではなく


やりたいことを

できるように

教えることが指導です。


そのことをたとえ4歳でも伝えていきます。


『先生が完成を決めるのではなく、自分がどうしたいかを考えること

やりたいことを相手に伝える』


作品を仕上げることの大切さは

まずはここにあるのかもしれません。



『もっとこうしたい』にこたえることが

私たち講師の役目です。


『もっとこうしなさい』を教えることではないのです。



この違いを

身につけた子どもたちは


目つきが変わってきます。

自分の中心に

根っこが生えてきます。


自分がやりたいことが明確になってきます。


小さい頃から

ひとつづつ

『自分で決めること』

これを積み重ねていくことが


『自分らしさ』を作る

強さになってきます。



アトリエでは

絵や作品作りが上手くなることだけではなく

まずは

ここ


『自分の作品』を大切にすること

それが

『自分の根っこ』をはって

いくことにつながっていくのだと

考えています。