バカが一番

テーマ:
『バカは最強』

20代
学校を卒業してから
3年
作家活動をしていた

あちらこちらの
コンペに出展したり
展覧会を東京や京都でも開催していた

テレビに出演させてもらったり
テレビ局の舞台を作らせてもらったり
広告に使ってもらったり

いやはや
いやはや

思い出すといろんなことやらせてもらったなあ

楽しかったなあ

そして
25歳で
スッパリと活動をやめて
さらに
3年
ガラスと陶芸の作家さんについて
アシスタントをやり
勉強をさせてもらった

ものすごい
苦しい時代
いわゆる修行時代だ

しかしあれがあったからこそ
今30年
造形教室を続けてこれた
その
礎なのである

昔話と自慢話と説教は
年寄りのやる事
わたしは
『それだけはやるまい!』
若い頃から
思ってきたが(笑)

どうにもこうにも最近
いろいろ思い出す!

なぜなら
当時言われたことが
ようやく
腑に落ちて
それは
ものすごく
ありがたい言葉として

そしてそれが
まるで
鬼に金棒のように
黄金の輝きを持って
強さを増していることに気づくからなのである

私の師匠である
ガラス作家の先生の周りには
たくさんの
職人さんがいた

建具屋さん
石膏の型屋さん
陶磁器の窯元さん
タイル屋さん
箱屋さん

あの頃はまだまだ
たくさんの職人さんたちがいた

いやあ
ほんとに
いつも
言われたことは

アシスタントで
ついて歩いていた私に

『おまえはトオロイなあ』
(東濃弁でとろい ドンくさい ノロいという意味)

そして
頭ごなしにいろんなことを
怒られた

師匠の頼まれ仕事で
いろんな
職人さんのところに
出入りさせてもらっていた

(今考えるとあれも
わざわざ
勉強のため
お使いさせてくれていたんだよなあ)

いろんな道具をつかいこなして
作業する職人さんに
当時の私は羨望の眼差し

やり方
使い方を
聞くと

『アホ!
俺の手を止めさせるな

見とけ
見て覚えろ

聞くな!

聞いたもんなんか
わかった気がするだけで
そんなもんは、
使えんのだわ

見ろ
見て覚えろ
できるまでやれ

できないのは
おまえがとろいでだわ

トロいやつ
ドンくさいやつはな
やらなできんのだわ

頭なんか使うな

考えている暇あるなら
手を動かせ

身体に覚えてもらえ

どうせおまえの頭で
考えられることなんて
たいしたことなんかないんだ

見てやって覚えろ

できるやうになってから
俺んとこ来い
そこで座っとけ』

そう言って
私の1日かかるような仕事をあっという間に
片付けてくれた
(しかもいつも机の上にお菓子、そして饅頭の土産付き)

『ほれ先生とこ持ってけ』

って片付いた仕事と饅頭をもたせてくれた

口では
キツイことばっか言ってたけど
いつだって
助けてくれた

見よう見まねで
3年
とにかくいろんな
道具を使わせてもらった

寒い冬の工房で
一日中
水をつかいながらの
研磨作業
陶磁工房で
粘土をただひたすら
丸めていた

暑い夏の
工房でのガラス吹き

切ったり
削ったり

デカイ工具から
小さい工具まで
ありとあらゆる工具を
使わせてもらった

あの頃は
『次から次へと仕事ばっかり』
メソメソしたり怒ったりしてたけど
なんと
あの頃覚えたこと
手が覚えたことは
忘れないのですよね

今でも
まったく
忘れずに使えている

それを
30年ずっと
子どもたちに教えつづけている

あの
貴重な3年を耐えた自分に感謝
ノイローゼになりながら
円形脱毛症になりながら
それでも
通った自分に感謝
(他のアシスタントは数ヶ月でみんな辞めていった。)

そして
なによりも
怒鳴り
叱り
根気よく
仕込んでくれた
師匠達に感謝

そして
薄給で働くわたしを
今でも支えてくれている親に感謝だな

職人さんが
いつも
言ってた
最強の言葉

器用な人間は
なんでもできると思ってるから
あちこち手を出すが
長続きせん

バカはひとつのことしかできん
だから
バカしか残らんのだわ

そう
『バカが一番』
なのだ。

\(//∇//)\
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子どもの背中を押す

テーマ:
『背中を押すかひきとめるか?』

優しい育児とか
叱らない育児とか
子どもの意見を聞く育児とか
子どもの選ぶものに任せるとか

一時期流行っておりました

ホントによく思うのは

こどもの自由ってなんだろうなあって

『子どもは自由』
これは基本だと思う

しかし
最近は
不自由な子どもが多い

チャレンジすることを
嫌がる若者が増えている

『失敗するから嫌』
『目立ちたくないから嫌』
『できないから嫌』

これは
小さい頃から
便利な世界に住んでいる現代病だと思う。

2、3歳児をみてみると
とにかく
できないことに
全力でぶつかっていく
チャレンジし続ける

この時期から
快適すぎる生活をし

大人が困るからと
色々なものから遠ざける

4歳5歳には
『やらない』
『できない』
『やりたくない』
という子どもが
ちゃんと育つ

つまり
2、3歳のころから
『ダメ』
『やっちゃダメ』
『触らない』

などなど

行動を抑圧しているから

ちゃんと
『なにもやらない子』が育っている

やっちゃダメと育ててきたから
やらないいい子が育っている

それなのに

『うちの子はなにもやらない』

 と言われたら
それは
子どもが可愛そうだなあと思う。

お母さんのせいじゃない
環境が便利な世の中になっているから
住環境が子ども向きじゃないから

大人
それも
限られた年代にしか
便利ではない社会だから

だから
ママだけが
悪いわけじゃないよ

ただ
大人には便利な生活も
子どもにとっては
居心地が悪い世界だと
知っていてほしい

それを大人が知っているか
知らないか?

それだけで
子どもたちは
もっと
本来の意味の自由を得て

もっと
本来の意味での
個性を伸ばせる

そう思うなあ

『できないからやりたくない』

そう子どもがいったなら

『できないことがわかるようになったんだ!
すごいね!
やればできることがみつかったね!』

背中を押したらよい

できない理由を探してあげてほしい

たいていは
『手が動かない』
『体が動かない』

つまり
『やったことがない』

ということが多い

つまり
やらせてあげられてない
てことなんだよね

『何でそんなことができないの?』

と聞かないでね

『ああそんなこともできないような
環境つくっちゃっていたのね』

と気付いてあげると
解決の糸口がみえると思う。

子どもは元気なぐらいで
ちょうどいい

大人を困らせるぐらいで
ちょうどいいんだ

そう思うなあー