東日本大震災から7年・・
当時 私たち家族は主人の転勤で世田谷に住んでいた。
冬の寒い日にいつも富士山が見える空に〜地震の前日か、数日前か、記憶があいまいになってしまったけど、今まで見たことのない、ピンク色の横に帯のように広がる異常な雲が出ていたと思う。。
息子の幼稚園の帰りに友達の家で4組で一緒に過ごしてにぎやかに団欒をしていた時だった。
上の兄姉たちが防災頭巾を被って小学校から帰ってきた。
その年に、チャリティでネットに出品されていた夫婦で好きで、展覧会にも行った造形作家 岡崎健二郎のパステル画が出品されていて即決で購入した。
ペイントが好きだけど、パステルもいい。
普段、芸術は嗜好品である。。
直接 人々の生活に役に立つ仕事ではない。なくても困るものでもない。
でも、こういう時に心を精神を満たしてくれる大きな役割となる。。 売り上げは寄付となる。
自分も少しづつだけど描いていって、一瞬でも〜
心地よい風が吹き抜けるような〜 いい絵をうみだしていきたい。。
年齢を重ねるたびに、何か役に立てるように〜
自分のことだけ、ということには違和感のようなもの、が大きくなってくる。。
この絵を見るたびに心が引き締まるし、安らぎも感じつつ・・
岡崎乾二郎のペイント作品の透明な立体感は、学芸員さんに質問してみたら〜ボンドと聞いて驚いた。
芸術はなんでもあり、なんだな。。
ずーっと飾ろう。我が家の壁に。
報道もあまりされさくなってしまったけれど、、
想像以上に復興には時間がかかっている現実がわかる・・
いわき出身の家族がいる友人に半年後に再会した時、改めて現状を聞いてみると、明るい部分だけを話そうとすることに触れないこと、も配慮する、ということなんだ、と考えさせられた。
陰ながら〜これからも何かしらチャリティに参加したり、東北の物産を購入したり〜微力でも継続していこうと気持ち新たに。。
Kumiko