群ようこさんの『れんげ荘』
続編の『れんげ荘物語 働かないの』
を読んだ
ストーリーは40過ぎた独身女性が
あまりにも地に足が着いてない仕事
中心の生活に嫌気がさして
勤めていた大手広告代理店を
すっぱりと辞め、働かずに
清貧生活をするというもの
これは自分勝手なニートとは
また違う。
地道に貯めた貯金を切り崩して
一生働かないで暮らしていこう！
と、いうものだ
不要なものは持たない、無駄を
はぶく
しかし『何もしなくて良い』生活
というものも、なかなか暇を持て余す
そんな生活の中で主人公は少しづつ
自分の居場所や生きがいを見つけていく
何気ない生活を見直す事を
教えてくれる真面目だけどおかしな
日常がそこには描かれている