毎年恒例のDUOの建長寺ライブに
行ってきました❗️
DUOとは神奈川フィルハーモニーの
ソロコンサートマスター石田泰尚さん
首席チェリスト山本裕康さんのデュオ
で、あります
今回の鎌倉は前日、午前中に雨が
降った影響で湿気が強く弦楽器に
とっては、とても演奏し難い環境で
あった事と思います。
その証拠に石田さんが金髪のジェニー
を弾きだした瞬間
「ちょっとすみません」
と言って走って松脂を取りに行かれ
皆んなの前で弓のお手入れをされて
再演奏されました。
その後の山本さんのお話で
やはり湿気が多く、弓の張りを最大限
に張ってもすぐに緩んでしまい、
調律も狂いやすかったとの事でした
☆ハイドン:ヴァイオリンとチェロの
ための二重奏曲
☆バッハ:無伴奏チェロ組曲ダイ4番
変ホ長調
私はこの無伴奏チェロ組曲が大好き
です
チェロのあらゆる奏法をまあすところ
なく組み込まれており、とても複雑な
音を楽しめる事が醍醐味ですね
☆フォスター(ハイフェッツ編):
金髪のジェニー
有名な曲ですが、優美ですが
憂いを含んだ曲でウットリとしました
☆ピアソラ:タンゴ・エチュード第6番
石田さんといえばピアソラ❗️
とイメージしている私。
生き生きとした情熱を感じました
☆イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
第2番イ短調より第4楽章
「復讐の女神たち」
☆黒人霊歌(ハイフェッツ編):深い河
こちらも有名なお馴染みの曲で
ありますが、ハイフェッツ編は
今まで馴染んだ曲とは思えない編曲
で、とても新鮮で黒人霊歌の熱い想い
を感じました
☆コダーイ:ヴァイオリンとチェロの
ための二重奏曲op.7
コダーイはハンガリーの作曲家だ
そうです。初めて聞きました。
ハンガリアン舞曲のような明るい
曲ではないのですが、そこかしこに
なんとなく東欧風な曲だと感じ
新鮮な印象を受けました。
今回の演目の中で一番、好きでした
悪環境であったのは確かだったと
思い、音もこもって聞こえましたが、
そんな中でもあの狭い空間で演奏者を
間近に見られ演奏を聴くことが
出来るのは、とても贅沢な時間で
ありました