ジュエリー作家&阿波藍コーディネーターのCiaociao日記

ジュエリー作家&阿波藍コーディネーターのCiaociao日記

徳島県北島町のA&Cというお店でジュエリー作家をやっています。
エステティシャンの店長と一緒にお店をしています。
そんなA&Cのジュエリー作家が毎日の様子をUPします。+阿波藍に深く関わる人目線での藍に関する情報発信も行います。

A&Cのホームページはこちら ^^

ジュエリー工房Athensではカスタムオーダーを中心にジュエリーの制作を行っています。

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しばらくブログを書かないとすっかり書く癖が無くなる恐怖(;・∀・)

気を取り直してしばらくぶりにアップします。

 

最近ずっと藍に関わる仕事を中心にやっておりましてジュエリー屋さんっぽい仕事をしていない気がします…

一応制作とかしているけどオーダーばかりで自分の作品ってできてないです。

なのでオーダーと同時にちょっとずつやらないと…(;´・ω・)

9月15日から現代クラフト展の展示も2点出さなきゃならないですし…デスシ

 

 

藍シェル

良い色が出ています^^

 

ところで、本題

最近の藍のブームでいろんな方がいろんな藍の発信をされています。

私は発信ではなく阿波藍についての産業的再構築の支援をお仕事にしています。

 

なのでいろんな発信の仕方には懐疑的なことを感じる点もあるんですよね。

あくまで個人的にですが。

例えば食べる藍。

食文化、医薬品、それらのどれにも今日本で使われているタデ藍が使われたことはないのです。

少なくとも厚生労働省は食品として認可してるわけではないのです。

だいたいが苦いだけで風味がいいわけでもない普通の植物なんですよね。

おいしいものではないです(;´・ω・)

確かにトリプタンスリンなどの効果のある成分は含まれているのですが、タデ藍を使ってそれを利用する必要があるのか?って言うと疑問形です。

 

何よりもモノづくりをする立場から言えば藍は藍染の原材料であって染色の美しさが最大の売り文句なんですよね。
色の美しさ以外を売り文句にするのは私としてはNGです。
と言うわけでうちのジュエリーについて。

 

食べても害にはならないものばかりを使っていますが食べられません(;´・ω・)

阿波藍を使い灰汁発酵建ての藍染で染め上げた天然の貝の美しさだけが売り文句です。

 

次はジュエリーの制作の話を書けるように頑張ろう…

 

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最近いろいろな方に聞かれます。

何屋さん?って(;´・ω・)

 

割と多い疑問質問に対して回答形式で書いておきます。

上の問い

Q1:土井さんは何屋さんですか?

A1:本業はジュエリー作家です。彫金技法を使ってジュエリーを作る人です。デザインもやります。

 

Q2:どのくらいしているの?

A2:会社員(ネスレ日本株式会社)を35才で辞めてからなので13年ですかね。

 

Q3:なぜそんな大手を辞めたの?

A3:毎月同じ仕事を繰り返すルーチンワークに飽きた+自分が望む仕事を自分の判断でできない会社勤めに飽きたから。

 

Q4:ジュエリー作家になったのはなぜ?

A4:ギリシャの遺跡から出てきたペンダントが今の技術では再現困難と聞いて、ものづくりの奥深さを感じたことと1つ1つ作ったもので消費者と向き合える一期一会な仕事に憧れたからです。

 

Q5:どこでジュエリーの勉強をしたの?

A5:広島でいるときに師匠に出会いました。その後独学を重ね、イタリアで1年間勉強してきて今に至ります。

 

Q6:なぜイタリア?

A6:伝統工芸として繊細な手作りジュエリーを今なお手作りで作っていることと、現地で実際に空気に触れ、人に触れ、ものに触れてみて考え方を学びたかったからです。※遊びに行きたかったからではありません。(;・∀・)

 

Q7:言葉の壁は?

A7:英語はともかく、イタリア語はさっぱりわかりませんでしたがものづくりの現場ではそこまで困らないと思いました。日本語で聞いてイタリア語で答えてもらうって言うこともよくありました。まあ、通訳してくれる友達も何人かいましたが(;・∀・)

 

Q8:伝統工芸の世界ってどう?

A8:伝統工芸に限らず古い街フィレンツェで感じたことですが。こっちは一生懸命理解しようして歩み寄っているのになかなか受け入れてもらえない、そんな気持ちを持つ人も多いらしいです。

でもそういう人に限って理解しようとしているのではなくて自分アピールが多いんです。こうすればできる、こうやればいいんじゃないか?って職人に聞いても、職人はまず基礎をやれって思いますよね。まずは相手の考えを聞いてみること、そこからそれを自分の体験に置き換えること、さらに自分の考えを捨てて新しい気持ちで考えてみること。そこまでやると相手の言っていることの意味が分かってきます。私の場合は学生時代にそういうことを体験していたので上手くのりきれたのかなと感じます。

伝統工芸の世界に受け入れてもらえないとか古い街は閉鎖的だとか意見を言っている人の話を聞くと、まずそこまでやっているのかな?って感じます。土足でずかずか入り込んでいてそのことに気づかずに過ごしている人も多いように思います。世界のトップ企業の現場からいきなり手仕事のアナログな世界に飛び込んだからこそ感じたことはいっぱいありますが、まずは自分が相手の目線の先まで歩いて行ってから話をしないと伝統工芸や古い街は受け入れてくれないかもしれないです。

 

Q9:職人仕事ってすぐに身につかないですよね?

Q9:その通りです。人の倍の努力をしても、それはしているつもりなだけだと思います。仕事をやっている期間が長ければいいわけではないと思いますが、絶対的な時間が無ければ、同じだけの経験がなければ、身につかないことや考えられないことも多いなと思います。自分だけが努力しているわけじゃないんですよね。のんべんだらりと時間を過ごしている職人さんなんていませんもの。

 

Q10:ジュエリー作家以外のこともいっぱいしてませんか?

A10:(;´・ω・)…今のところ肩書としては次の通りです。 ジュエリー作家。クリエイティブ徳島協同組合専務理事。徳島県現代クラフト協会理事。徳島県阿波藍魅力創造発信プロジェクト(仮)民間アドバイザー(仮)。なんか他にもやってるかもしれませんが忘れました…

 

そして今、暇なのではなく制作中の待ち時間を利用してブログ書いてます(酸処理とかバレル研磨機とかね)

 

 

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さて、藍のことですが

 

染めるって言う字を書いていますが藍染は染めるって言うのとは少し違います。

染めるという行為は繊維中に染料が浸透していくことを言います。

それに対して藍染は繊維の上にインディゴが乗っかるだけなのです。

インディゴが物理的に、あるいは電気的にくっついて離れなくなる状態が藍染。

 

まあ、ここまでは普通になるほどって思えることなのですが染液を作る工程に入ってくると謎だらけです。

難しい話は難しいので置いといて、藍染に必要なことを言葉で書くと以下の感じ。

 

アルカリ溶液 苛性ソーダや灰汁やら

染料 スクモ、沈殿藍、乾燥藍葉、人工インディゴなどなど

還元力を持った何か 発酵法による還元酵素、還元力を持った糖類、化学的な還元力のある物質などなど+物質A(これが定説と異なる情報ではあるが事実っぽいので書くけどはっきり書けない…)

アルカリを維持するための行為 石灰や貝灰と言った強アルカリの原料と灰汁などの材料、それらを保たせるための行為

 

もうこれだけでも何のこっちゃですよ…

で、職人さんによってやり方も様々なのです。

 

自然由来の物を使う職人さん同士でもやり方は異なるのですが、どうやら研究されている学者さんの中でも情報が統一されていない感じなので論文を読むたびに疑問が増えるのです(;´・ω・)

 

誰か研究する人いませんかね…

 

 

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