フリルなどに簡単にギャザーを寄せる方法 | Atelier Angelica アトリエアンジェリカ

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パタンナー "aki"の洋服の制作記録と衣食住色々手作りや育児話など日記です☆
洋裁教室、ワークショップも始めます。
インスタメインの更新になってますが宜しくお願い致します☆

お疲れ様です~!


前回までのドレスの紹介を読んで

頂いてありがとうございます!


どのドレスも難しそうに見えますが

後はファスナーあきではなく

あとから手でスナップを付ける仕様です。


スカートはパターンの大きさにびっくりするかもしれませんが

長方形に切って、あわてずに、いらっとしないで(笑)

単純作業で、写経をしているかの気分で、

ギャザーを寄せれば大丈夫です。


確かにギャザーが大変なのですが

ここで裏ワザ!!!(知ってるかも…)




<簡単にギャザーを寄せる方法>

①ミシンの縫い目を一番大きい目に合わせる


②上糸の糸調子をめっちゃきつくする


(私は普通に縫うときの糸調子からきつい方に5回くらい回します。

普通のラインを縫うときは反対に同じだけ回して戻します。

何回回したか大体覚えておくと、糸調子が取りやすいです。

お手持ちのミシンによって違うので試し縫いをして下さいね。)


③ギャザーを寄せるところを縫う。


 (縫い始めと縫い終わりは糸を長く伸ばしておく。

 30cmくらいかな)


④ひと手間として、ギャザーを寄せた縫い代は

 ふわふわ浮いているので、アイロンで軽く押さえて

 おくと本体につけやすいです。


⑤本体の合印に合わせてギャザーを調節してつける。



ザクっと説明するとこんな感じです。

図解なくて申し訳ありません。

余裕が出来たら載せますね。



注意点は…

・古い糸、細い糸(90番など)は切れやすいです。


・ハードチュールなど硬い生地の場合は

 「シャッペスパン」の60番より

 「テトロン」の50番が多少ギャザーを寄せるときに

 引っ張っても切れにくかったです。


(個人的見解なので科学的根拠はないですが

 何枚も縫ってて感じました。)


・ミシンそれぞれ特徴があるので必ず試し縫いはしてくださいね!


・途中で糸が無くなると悲しいので、

 特に下糸が十分にあるかみてくださいね。


・ギャザーを1本しか入れないので、縫い代が安定しにくいです。

 ④のアイロンで縫い代をかるく押さえると扱いやすくなります。



手でひたすら寄せるより楽です。

5mとかのフリルもこの方法なら余裕です。

ハードルが高そうなら本の通りに作ってみてくださいね。



ここまで読んで頂きありがとうございました。

お役に立てますように…ラブラブ