マイスター ドイツ語講座
1.文法 2.表現 3.語法
関口一郎 著
大修館書店
ようやく全3巻揃いました。
最初に買ったのは第3巻の「語法」
全巻欲しくてもう2巻を買いました。
授業を受けているような語り口で、
結構な頻度で雑談が入り、
ドイツ語ネイティブ
（Deutscher Muttersprachler*innen)
の方の意見も聞いてますので
ものすごくリアルで信憑性があります。
途中に入っているリンクは
楽天ブックスへのリンクです
Amazonへのリンクは後半にあります
第1巻 KURS 1 は文法 Grammatik です
私は第3巻の後に読みました。
初心者向けでもありますが、
雑談が相当出てきます。
ある程度ドイツ語の知識があり、
ドイツ語圏の文化の知識もある、
いわゆる中級者が学びを深めるために
読むのに丁度いい1冊だと思います。
あと、文法・表現・語法のどの巻に
記述すれば良いか微妙な話題もあります。
その場合は、「表現」に書きたいけど
「文法」で先取りする、のような場面が
少なからずあります。
そういう意味でも中級者向け
という風に思います。
第2巻 KURS2 は表現 Wendungen です。
流れ的には、第1巻の「文法」に続いて
「発信型のコミュニケーション主体のドイツ語」
という観点で編集されています。
「旅行会話」ではなく「日常表現」です。
一つの表現でも様々な単語が考えられます。
従って同じことを言うのにも
複数のパターンを解説してあります。
第3巻 KURS3 は 語法 Bedeutungen です。
私はこの巻だけを最初に買いました。
当時中級者向けのドイツ語の本が
少なかったのです。
実店舗で手に取って即買いでした！
読んで見ると、最初に書いたように、
まるで目の前で授業が行われているようで
面白い、面白い。
中級者は私のように
「第3巻 KURUS3 語法 Bedeutungen」
⬇️
「第1巻 KURS 1 文法 Grammatik」
⬇️
「第2巻 KURS2 表現 Wendungen」
の順で読むことも面白いかもしれません。
売り場 Buchhandlung
Amazonから買う方がいいよ、って方は
次のリンクからどうぞ！
ドイツ語学習者の「中級」とは？
「中級」とは言っても主観が入ると思います。
ここでは私の主観満載で「中級」の
イメージを書きたいと思います。
文法：
一通り終了だが不安がある
単語：
基本500語以上＋自分の専門領域の単語
試験：
センター試験のドイツ語の問題で
80%以上得点できる
読む：
自分の興味のある分野のドイツ語を
ザーッと読んで何となく理解できる
書く：
いつ誰がどこで何をした、のような簡単な
文を（辞書を引いても良いので）書ける
聞く：
ドイツ語圏の観光で
ドイツ語だけで旅行できる
ドイツ語のラジオ・テレビ放送を聞いて
何についての話か推定できる
話す：
ドイツ語圏の観光で
ドイツ語だけで旅行できる
では楽しくドイツ語学習を
楽しみましょう！
Viel Erfolg !
