教育困難校と発達障害
小中学校のような義務制の学校には
ほぼ全員が通うため
発達障害に分類される児童・生徒は
約8.8%と言われています
彼らは学力が低いことが多く
いわゆる偏差値の高い高校にはまず入れません
また不登校だった中学生は
再編整備で巨大化した高校を受験しません
馴染める可能性がないので
小規模校を選択することが多いのです
よって発達障害またはその可能性がある中学生
不登校経験のある中学生は
小規模校(多くの場合教育困難校)を受験します
それ以外には選択肢が無いわけです
したがって教育困難校には発達障害や
その可能性がある生徒
あるいは不登校傾向の生徒が
「環境濃縮」されてきます
積極的に教育困難校に入学して
頑張る高校生も一定程度存在します
一方で卒業どころか通常の学校生活さえ
危ぶまれる生徒も一定数存在します
入学早々「進路変更」する場合もあります