北海道の片隅

小さな魔法とモノ作りの工房
Atelier SEI<アトリエ セイ>

☆クリスタルの叡智とケルトの魔法☆
☆魔法の杖・不思議雑貨制作☆
☆各種ハンドメイド制作☆

 
 
あっという間に9月です。
前記事でご案内しておりました二つの妖精のドアは、すぐにご縁を頂き其々のお家へと旅立ちました。
妖精のドアをお迎えくださり、ありがとうございます(^人^)
魔法と不思議のファンタジーな世界をお楽しみ頂けたら嬉しいです。
 
 
 
そして、今回ものすっごく久しぶりに「魔法の道具箱」を作りました。
YouTubeチャンネルで動画にしていますので、全体の雰囲気をご覧くださいませ。
 
ファンタジーな物語と雑貨を詰め込んだ「ローワンの杖と魔法の道具箱」です。
ローワンとはナナカマドの事です。

木箱サイズは横幅36.5cm、奥行き13.5cm 高さ7.7cmで、以前に作った物より大きく、蓋も深めに作って物を収容できるように、蝶番で開け閉めできるタイプにしました。

 

本体の木箱の仕切りは取り外し可能です。


 

蓋の4隅に飾り金具を取り付け、蝶番とボックスラッチはレトロなデザインです。
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画像では見えにくいですが、蓋に制作時に付いた傷があります。

ほんとはアチコチ傷だらけにしようかとも思ったけれど、これから自然とつく傷に経年の味わいを任せます(^^)

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中に収めている魔法の杖は「ローワンの杖」

ナナカマドのウッドワンドですが、「ローワン」の響きがカッコいいので(笑)、道具箱の時はこの呼び方にしようかな。

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もちろん、ウッドワンドは魔法の杖として使えます。

 

 

リーフの小箱にはウッドバーニングでオークの葉を描いています。

その中には本物のオークの葉をエレクトロフォーミングしたブローチを入れました。

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エレクトロフォーミングとは、植物など様々な素材に銅のめっきを施す錬金術のような技術です。

このオークの葉のブローチには、小さな天然石を下げて揺れるようにしています。

 

 

実は以前制作したもので、自分用にと思いながら結局一度も使わず、トルソーに着けた撮影後はしまい込んでいました。

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エレクトロフォーミングを錬金するとも言うんだけど、そんな作品は魔法的でこういった道具箱に入っててもステキかなと思って、今回仲間に入れました。

 

 

さて、いつもご案内していますが、Atelier SEIでは、「鉱物の森」という精霊や妖精、人ならざる不思議な生き物やキノコが棲む魔法の世界を舞台に作品作りをしています。 

 

森はキノコと水晶(鉱物)、木々が繋がり一つのネットワークを作り上げています。 

全てが意思を持ち、全てが共有された世界です。 

そんな世界観の雑貨達を、この道具箱の中に詰め込んでいます。

 

 

モスに埋もれているガラスの中には魔法の不思議雑貨の「綿ぽっぽと風呼び鳥」の物語に出てくる綿ぽっぽの種子です。

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不思議な種子はガラスに蠟で封印されています。

 

 

こちらにそのお話を載せています。

 

 

 

二つのゴロっとしたクリスタルは、鉱物の森の中ではドワーフ鉱石と呼ばれています。

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広大な鉱物の森には、ドワーフが掘る鉱山がいくつもあります。

その中でも、ドワーフ鉱石と呼ばれるクリスタルは聖魔量子で構成されていて、様々なモノ作りの原料になります。

 

 

聖魔量子の波動は制作過程で流動的になり、作られたモノはその持ち主のエネルギーによって、聖的、魔的にも変わります。

ドワーフ鉱石の原石のままであれば、聖魔量子は安定しています。

 

 

 

小さな額に並んでいる小さな試験管には、右から硬石膏、蛍石細粒、妖精ノ鱗粉。

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蛍石細粒は、蓄光なので光を当てると幻想的に光ります。

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鉱物の森を訪れることが許されている魔法使いのコレクションの一つです。

長い時代に亘り、さまざまな魔法使い達が集めてきたアイテムが、取引されたり譲り受けたりして、こうした道具箱に収められています。

 

 

 

蓋のスペースに収めているのは、数種類のイラストペーパーを紐でまとめ、鉱物の森行きのシークレット切符を挟めています。

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中身はお楽しみです。

 

 

人間でも、このシークレット切符をもつ者は鉱物の森に招き入れられます。

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不思議な次元の狭間のような鉱物の森。

その場所は夢の領域に近い感じかもしれません。

 

 

この道具箱に使用しているモスは全てスカンディアモスです。

色褪せることもなく、周囲の空気環境を整える浄化作用があります。

湿度が30%以下になると乾燥し、触れると壊れやすくなりますが、湿度を上げると再び柔らかさが戻ります。
 

 

収めているローワンの杖(ナナカマド)は、ケルトの祝福の儀式を終えています。

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全長約20.2センチほどのほっそりとした姿です。

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ローワン(ナナカマド)は、古代ケルトでは魔女の木と呼ばれていました。

とても魔的な力が強いとされ、その実には魔力のシンボルである五芒星が現れます。

 

 

邪なエネルギーを払う力が強く、ローワンの小枝を持ち歩くことで災いを避けると信じられました。

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杖元に樹皮を残して全体を磨き仕上げています。

 

 

杖元の近いところに、ローワンのオガム文字「ルイス」から上に向かって、シンボリックなデザインを描いています。

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其々の方向から見たフォルムです。

杖元が少しだけカーブしています。

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手に持った時の雰囲気はこんな感jじです。

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先月のケルトの儀式で、浄化、エネルギーチャージ、祝福の聖別を行っています。

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「魔法の杖・使い方指南書」を、この杖が収められた道具箱にもお付けします。

(既にお持ちの方でご不要の場合はお知らせください。代わりのプレゼントを同封いたします。)

 

 

久しぶりの魔法の道具箱のご案内でした。

今回、ライトで可愛い系の雰囲気に仕上げてみました。

木箱の中の仕切りは取り外せますし、また空いているスペースには、ご自分のお好みのアイテムを入れてお楽しみ頂けたらと思います。

 

 

ショップアップの準備がこれからなので、そちらが整いましたら改めてご案内させて頂きたいと思います。

この「ローワンと杖と魔法の道具箱」にワクワクを感じて頂けたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願いいたします(^人^)

 

 

ではまた次回!

したっけです(^^)ノ

 

 

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