2015年制作の魔法の不思議雑貨です。

こちらもお嫁に行った作品で、「鉱物の森」が舞台です。

 

 

タイトルが「ジルベスタおばさんのお家」とありますが、物語がちょっとリンクしてまして、こちらの作品はFC2ブログに載せたネックレスの魔法の不思議雑貨~外伝~に出てくるジルベスタおばさんという登場人物の家です。

 

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ジルベスタおばさんの魔法の杖

 

 

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鉱物の森に棲むジルベスタおばさん

 

 

彼女は年老いたハリネズミで ちいさな 斜めに傾(かし)いだ不思議な家に住んでいます

 

 

いつから年寄りなのか 誰も知りませんが この周辺の妖精たちが知る限り

 

 

かれこれ数百年は お年寄りのままです

 

 

いたずら好きの妖精たちは このジルベスタおばさんが大好き

 

 

お家の用事を手伝うと 素敵な御褒美がもらえるから​

 

 

水汲みや 薪ひろいを手伝うと ちいさな魔法の杖を創ってくれるのです

 

 

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なので 妖精たちは こぞってジルベスタおばさんのお家に行って

 

今日は何か手伝う事はないかと おばさんの周りを跳ねまわります

 

 

でも 妖精は その杖を人間のいたずらに使って遊んでしまうので

 

 

ジルベスタおばさんは いたずらに杖を3回使うと​

 

 

光の粉になって消えてしまう様に創ります

 

ですので あっという間に杖が消えてしまいます

 

 

そして妖精たちは また ジルベスタおばさんの家にお手伝いにいくのです

 

 

ジルベスタおばさんの思うツボ なのかもしれませんね

 

貴方の手元に来たその魔法の杖  誰かのいたずらに使っちゃうと

 

光の粉になって 消えてしまいますよ

 

 

お気をつけて

 

 

 

 

魔法の不思議雑貨の物語~外伝~

 

 

 

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(原文から少し文末を修正してます)

 

 

この時の物語に登場した、ハリネズミのジルベスタおばさん。

このおばさんが棲んでる家が、この時からイメージに強くありましてねぇ。

どうしても造形してみたかったんですな。

 

 

粘土で作りました。
仕入れた古いチーク材が丁度良い大きさだったんで、この板を生かしたですよ。

お家のドアに続くのは、水晶の小道です。
「鉱物の森」に棲んでるのでね、道も水晶です。

水晶や種類の違うモス(苔)を色々配置して全体のニュアンスを、よりファンタジーに仕上げました。

くにゅっと傾いだ古いキノコの家の中の中で、可笑しげなジルベスタおばさんが鍋を掻きまわしたりなんかしてる訳ですよ☆

 

 

 

上から見た図。
チーク材の自然な切株の形状が面白い。

煙突からはふわぁ~~んと煙が立ち昇ってるデス(イメージ)

 

 

 

小さい窓から妖精たちが覗くのです。

モスは出来るだけ自然に見えるように、天然素材と人工素材を取り混ぜて。
水晶ポイントは全てナチュラルなクリスタルです。

 

 

細い水晶のクラスターは、丁度良い大きさのものがなかったので、1本1本接着してクラスター状に作ったです。
若干太っちょの単体で取り付けた水晶はピンクレムリアン水晶です。

 

 

家の裏手はこんな感じですよ。

 

 

チーク材の厚みも程良し。
で、このお家のドアまで続いてる道は水晶のサザレを敷き詰めてるんだけど。

 

 

光るですよ☆
蓄光素材を練り込んでます。

 

 

 

昼間。

 

 

夜。

小さなお家の小さなドアまで続く、不思議な森の小道が光るなんてステケでしょ?(o・ω・o)ノ
鉱物の森はどこまでも不思議イッパイな世界です。

 

 

ワタシの手の平にのるくらいの、こんな感じの大きさです。

 

 

この作品は作ってても本当に楽しかった♪

実用的なモノを作るのもいいんだけど、こういった造形は作ってる間、その世界の中に棲んでる感覚になるのかな~。

 

 

それと自分はモチーフではキノコが好きなんだなって、あらためて気付いたデスヨww(笑)