毎年恒例の写真展に行って来た。
毎年行って思うが、これを言葉にするのは難しい。
たぶん、こういうのを見て、同情している自分が少なからずいるし、
同情=上から目線で物事を見ているって自己嫌悪を感じている部分もある。
まだ、二十歳くらいのころ、
カンボジアの地雷博物館で、おびただしい数の地雷と
片足の子の姿を見て、涙を流した覚えがある。
でも、それはその子の前で流すべき涙では無かったのだと思う。
伊坂幸太郎のチルドレンで、
盲目の永瀬に、お金を渡すマダムが出てくるが、
たぶん、俺がその時した行為はそういうことだろう。
自分もできることなら、
その小説に出てくる陣内のように、
「金貰ったの?ずりぃ」って言えるフラットさが欲しい。