川村記念美術館×マーク・ロスコ | H+13 ARCHITECTURE & ASSOCIATES

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京都在住の週末ケンチクカ、H+13の活動ブログ。
建築とアート、時々水平式クレーン。

久しぶりに更新。

先輩とともに、佐倉市へ。
あのロスコのシーグラム壁画に会いに。

思い出せない色

あまり説明は要らないと思うが、
当時サザビーのオークションで最高価格で落札された、
もっとも有名なモダンアーティストの一人。

展示室に入って、言葉を失った。
ただ立ちすくみ、目頭が熱くなった。
四面に飾られた褐色の色たちは、
空間を支配し、場を四次元にいざなう。

ロスコが、シーグラムの空間を拒否して、
自分が思う空間に自分の絵(思い)で満たしたいという
意図がすごく分かった。

若冲の動植綵絵が個々が完結したモノの強さの集まりで、
空間すらを陵駕しているとすると、
ロスコのシーグラム壁画が、それぞれが共鳴しあって、
空間を揺さぶり、場を飛ばす力をある。

この質の高さは人生でトップ3に入る。
ホントに出会えて良かった。
できれば、30すべてが揃った空間に身を浸したいものだ。

他に、ここの美術館の展示物はなかなかすごくて、
フランク・ステラの大型の作品群やニューマンの一室、
レンブラントに、モネに、シャガールに、マレービッチに、マグリット。
さらに等伯に、抱一に、大観まで、何でもござれ。

6月7日までやっているから、
もう一度行きたいと思った。