先輩とともに、佐倉市へ。
あのロスコのシーグラム壁画に会いに。
あまり説明は要らないと思うが、
当時サザビーのオークションで最高価格で落札された、
もっとも有名なモダンアーティストの一人。
展示室に入って、言葉を失った。
ただ立ちすくみ、目頭が熱くなった。
四面に飾られた褐色の色たちは、
空間を支配し、場を四次元にいざなう。
ロスコが、シーグラムの空間を拒否して、
自分が思う空間に自分の絵(思い)で満たしたいという
意図がすごく分かった。
若冲の動植綵絵が個々が完結したモノの強さの集まりで、
空間すらを陵駕しているとすると、
ロスコのシーグラム壁画が、それぞれが共鳴しあって、
空間を揺さぶり、場を飛ばす力をある。
この質の高さは人生でトップ3に入る。
ホントに出会えて良かった。
できれば、30すべてが揃った空間に身を浸したいものだ。
他に、ここの美術館の展示物はなかなかすごくて、
フランク・ステラの大型の作品群やニューマンの一室、
レンブラントに、モネに、シャガールに、マレービッチに、マグリット。
さらに等伯に、抱一に、大観まで、何でもござれ。
6月7日までやっているから、
もう一度行きたいと思った。