自分自身に教会やゴスペルのバックグラウンドがあるため、スタジオには教会に通っていらっしゃる生徒さんがよく見えます。
ゴスペルクワイアや教会で、より心から賛美(=神様に向かって歌う)できるようにするために、ボイトレが役立っているようです。
歌っていて苦しくなってしまったり、あっ今声がひっくり返った!とか、頑張って歌ってるのに全然自分の声が聞こえない!なんてことになると、賛美どころではなくなってしまいますよね。
IVAの学びの中で、テクニックを身につける理由として
身体が魂の自由な表現を邪魔しないように
という言葉が出てきますがが、まさに神様への礼拝という場面では、
身体が賛美の心を邪魔しないように
ということが言えるのは、自分も賛美していて思うことです。
さて、現在のコロナ禍においての教会では、
オンライン礼拝のみにしている所もありますが、
集まっていても、賛美についてはどこも悩みつつ…という様子ですね。
昨日見えた生徒さんの教会では、
賛美はハミングで歌ってください
ということで、
でもいざハミングで歌おうとすると、声が軽くなってしまい音が取りづらく、全体的にふわふわした感じの賛美になって困った…
というお悩みを伺いました。
そうかー、と妙に納得し、
ハミングでも低い声で歌う音域はしっかりと低い声(チェストボイスと呼んだりします)を入れて歌い、そこを土台に高い声に向かっていく…というレッスンをしました。
軽めのハミングは高い声には向かっていきやすいのですが、意識しないと低い声が抜けてしまってどんどん軽くなってしまうんですね。
これが、フレーズ毎にたった一つ二つの音でチェストボイスを意識するだけで、全体のバランスが良くなってきました。
ハミングの後は、折角なので教会では歌えない歌詞付きで賛美歌を歌っていただきました🎶
いろんな事情があり、どんな形であれど、声のことを気にせずそれぞれの賛美をしていただけたら、そしてそのためのお手伝いをできたら嬉しいです😃
SNSもやってます〜