こんばんは、今日も来てくれてありがとうございます。
今日は昭和の日です。
昭和の時代の天皇誕生日だった日で、
平成時代になると「みどりの日」になりましたが
２００７年より、今日を「昭和の日」とすることになりました。
昭和って、日本は戦争に負けたにもかかわらず
目覚ましい復興を遂げていきましたよね！
そんな激動の時代を風化させたくないという思いが
今日を昭和の日という記念日にしました。
昭和の日は
「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、
国の将来に思いをいたす」日とされています。
昭和生まれの私も
昭和の時代の目覚ましい成長を
肌身に感じてきました。
昭和時代をテーマにしたテーマパークやイベントを
懐かしいと思える一人です。
せっかくの昭和の記念日なので
今日は、私の昭和時代の思い出の中から
昭和の終わった日の思い出を語らせていただきますね。
昭和が終わった日は、1989年１月７日です。
その日は朝から昭和天皇ご崩御のニュースが
メディアを騒がせていたと思います。
昭和時代に生きる私たちにも
それはすごくショックな出来事だったのですが、
一般人の私たちの日常が変わることはありません。
その日は朝からアルバイトが入っていて
私はいつも通りバイトに出かけました。
私のバイト先は、神社の会館のティーラウンジです。
可愛いワンピースの制服を着て
いつも通りに仕事をしていると、
各部署から代表者を本殿に出す様にとのお達しがありました。
私のティーラウンジの代表として
神社の本殿に向かいました。
神社の本殿では、神社の館長さんによる
昭和天皇のご崩御を悼む祝詞があげられました。
館長さんの祝詞を聞くのは
これが初めてではありませんでしたが
この時の祝詞はいつにも増して力強く
悼む心が悲しいまでに伝わりました。
心を震わせる
生涯忘れられない光景だったと思います。
館長さんの祝詞を聞きながら
私は思ってしまいました。
うちの神社がこのような祝詞をあげているなら
きっと他の神社やお寺でも
神事行われているのでしょう。
まだ、ご崩御の情報を得てから
半日も経っていないのですから
知らせが入ってから神社は直ぐに準備を始めたのでしょう。
たぶん他の神社やお寺も
準備にかかる時間はそう変わらないだろうから
今、この瞬間
日本中の全ての神社仏閣から
このような祈りが声が響いているのかと思うと
震えがくるほどの
感動がありました。
祝詞が終わって
神殿にいた人たちが、それぞれの持ち場に変えると
そこにあるのはいつもの仕事と
いつもと変わりない日常です。
一つの時代が終わって
新たな時代が始まるとしても
私たちの生活に何ら変化はありません。
それでもやはり昭和天皇のご崩御は
私たちを悲しい気持ちにはしていました。
しかし、新しい時代が始めるということに
私たちをワクワクする気持ちにもさせていました。
新しい年号は何になるんだろう・・・
いろいろな字をみんなで想像してみたりもしました。
私の昭和最後の日をこんな感じで過ごしました。
時代が変わる劇的な日って
もう少し何かあるかと思っていたのですが
私にとっては神社の神殿で体験した
わずかな時間以外
何ら変わりのない一日でした。
平成から令和になった日も
一つの時代が終わり
新しい時代が始まって日だというのに
私の生活は、前日も当日も翌日も
通常通りの日常を送っています。
たぶんこれからも時代に変化が起ころうと
私たちの日常はいきなり変わったりしません。
事故や災害で当たり前の日常が無くなっても
それでも私たちが生きるためにすることは
その時に出来る範囲での日常を過ごすことだけです。
私たちが生きている限り
日常を送っていくしかないのですよね！
その時々で内容は変わっても
それも日常なら
私たちが日々過ごす日常を
少しでも良いものにしていきたいものです。
私たちにとって最後の日を迎えた時に
良い日常を過ごせたなって
思えたら素敵です。
そんな素敵な日常を
今からでも意識して作っていけたら
素敵だと思いませんか(*^_^*)
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