4/1に博多まで出かけましたが、目的を果たせず、帰路につきました。太宰府の前を通りがかり、いずれまた来ようと思って、大分の方へ戻って行きました。

博多へ向かう途中、気になったの看板が。

大刀洗平和記念館…看板に飛行機の姿が。



ということで向かいました。



零式艦上戦闘機三二型。

世界で唯一の現存機だそうです。第252海軍航空隊司令の柳村義種大佐のイニシャルからYをとっているとのこと。

マーシャル群島タロア島施設が攻撃を受けて放置されていた機体だそうです。

詳しくはこちらをご覧ください。





翼の先端が真っ直ぐになってるのが特徴だそうです。エンジンも2速過給機が装備されていたとのこと。こういうことをきっかけに色々調べられて勉強になります。ちょっと飾る程度ですが。



コックピット






次は震電です。こちらはモデルの展示です。

実は震電が大好きです。なんともいえない特徴的なスタイルがカッコええです。これとメッサーシュミットM e262Aがお気に入り。







震電と零式艦上戦闘機三二型




世界で唯一現存する九七式戦闘機です。

車輪は先日亡くなられた松本零士さんが寄贈されたものだそうです。タイムリーというか縁が深いというか…松本零士さんは久留米出身だったそうな。また、お父様は大刀洗飛行場で中隊長を務められ、九七式戦闘機にも搭乗され、飛行第四連隊のマークはお父様のデザインだそうな。


2階から震電と零式艦上戦闘機三二型




天井には、B-29の大きさを示す金網のモデルと、2階の床に邀撃機の屠龍が床に描かれてます。


15分ほどの動画も見ることができましたし、さくら弾機についても知ることができました。

産経新聞に下記のような記述があります。


さくら弾機は陸軍の4式重爆撃機「飛龍」を改良。操縦席の真後ろに直径1・6メートル、重さ2・9トンの特殊爆弾「さくら弾」が搭載されている。約4キロ四方が吹っ飛ぶと噂されるほどの破壊力がある大型特攻機だった。ト号機は同じ飛龍を改装、800キロ爆弾2本をワイヤで胴体に縛り付けた特攻機で一切の装備はなかった。



特攻隊員の遺書や手紙が展示されており、涙が出そうになりました。初めてでした。やはり子供がちょうど同じくらいの年代だからか。子供が死ぬより、親が代わりになんてことは言えるかな、などと思いつつ2階へ。

2階ではシベリア抑留についての展示がありました。これはこれで辛かったです。


最後に特別攻撃隊の展示へ。

ここでも、多くの特攻隊員の名前が記載されており辛かったです。引き上げた機体の部品もありました。

戦争は嫌だ。攻めてくるな、と言いたい。

攻めてくる輩に憲法が…と言っても通用しない。


売店でおやつを一つ買いました。

次来たときはステッカーとトートバッグでも買おうか。


出た時はもう16時前。



ここに来て良かったと思います。また行きます。

駐車場で桜とコペン