がま口ファンの皆さま、アトリエスペアミントの店長エミです。
今回はがま口制作に必需品の
紙紐(かみひも)の太さを変える方法をご紹介いたします。
紙紐は、がま口の口金販売店や、身近な所だと、ホームセンターや100均などにも
売っていますね!
がま口を制作する上で、紙紐の役割はとても重要です。
ボンドを使って口金を袋に付ける場合に使います。
(作った袋を口金に差し込んだ後に、口金の縁に紙紐を入れて袋が落ちてこない様にする為)
そんな重要な任務を果たしてくれる紙紐ですが、サイズが色々とあるのです。
私もがま口初心者の頃は、買った口金に付いていた紙紐を使えばいいのね~と思っていましたが、
だんだんと「違う!」と分かってきました。
口金も、それぞれ溝の幅が違います。
作った袋の厚みも違います。
溝がガバッと開いている口金(お安い中国製のに多いデス)に、さほど厚みがない袋を付けようとすると、
かなり太い紙紐を入れないといけません。
逆に、溝の幅が細くて、袋に厚みがある場合は、ほとんど紙紐を入れる必要がないんじゃないか?と
思う場合もあります。
溝と袋の間に隙間があまり無い場合に、隙間より太い紙紐を入れようとすると、かなり無理矢理に
突っ込まないといけません。
勢い余って工具で口金に傷を付けてしまうことも
袋にも変な浮きが出来たりして、なんだかイマイチながま口になってしまいます。
今回お伝えしたい事は、
サイズがバッチリの紙紐が手元になかった場合、
「紙紐は紙なんだから、自由に切っちゃえ!」
そして
「太い紙紐が無かったら、作っちゃお~~!」
これでございます!!
それでは、画像で説明をば・・・
私のオンラインショップで取り扱う紙紐はこの3種類になります。
ホームセンターなどで売っているものも、この3種類くらいが多いです。
大きながま口、例えば横24センチくらいの口金が付いたバッグなどは、
30号とか40号の紙紐を使いたいところなのですが、手元に太い紙紐が無い事も・・・
作りましょう!!簡単に作れちゃいますよ。
画像で説明します。
まずは1本の紙紐を巻き直して太くする場合。
これは、基本の作業です。
紙紐を口金に入れる時には、きっちりと巻いてある紙紐をそのまま使いません。
一旦開いてゆるく巻き直して使います。
その方が、がま口に工具で差し込む時に、工具が引っ掛かりやすいので、作業がはかどります。
更に、ふわっと広がっている分、口金の内側にしっかりフィットしてくれます。
親指の爪を紙に当ててスーーッと手を引くと開きやすいです。
↓
巻き直した紙紐が太すぎる場合は、紙紐をもう一度開いて、タテに紙紐を少しカットしてみて下さい。
そして巻き直すと、少しスマートになります。
上の応用で、太~~い紙紐を作りましょう。
紙紐が長い場合は、ど根性で開いていかないといけませんが(笑)、
ハンドタオルを濡らしたものを横に置いて、時々指を濡らしながら作業をして下さい。
↓ ↓
紙紐がズレて巻きにくい場合は、スティックのりを間に塗って下さい。
↓
↓
今度は撚っていきます。
こよりの太い版みたいな感じですね!
ここも手が濡れていた方がしやすいので、濡れたハンドタオルをご用意下さい。
↓
口金に入れる紙紐は、完璧に綺麗に巻かれていなくても大丈夫です。
大体均等な太さに巻かれていればOK
※紙紐をカットするのは、クラフトばさみより、ニッパーの方がおススメです。
紙紐を口金に入れ終わる時に、紙紐が長すぎてカットしないといけない時など、
ニッパーですと、刃先でパチッとカット出来て便利です。
ホームセンターやダイソーにあります。
皆さまのがま口制作のお役に立ちますように
型紙のオンラインショップは3月3日OPEN予定です。
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