幼稚園や保育園、小学校から子どもが持ち帰ってくる絵や工作の作品、どう保管していますか?
学期ごとに持ち帰る作品、工作やお絵かきが好きな子だったら、日々の生活の中でもどんどん増えていきますよね
子供の絵は二度と手に入らない作品
我が家の大事な1人娘
幼稚園で描いたもの、
お家でなんとなく描いたもの、
ただ色を塗りたくったものが人の顔のようになり、字を書くようになったかと思うと自分の名前を書けるようになる
成長の過程がわかるもの
全てが宝物です
どうやって作品を保管するか悩んでませんか?
我が家では厚紙はくるくる巻いたまま
幼稚園やお家で描いたものは引き出しに入れっぱなし
うちの娘はお絵描きが大好きなので「紙の作品」がたっくさん溜まって箱から溢れていました
ラミネーターを買ってみました!
子供の作品をキレイに飾ったり収納したいけどいつできるかわからない
それまでの間、作品を保管する方法としてラミネートしておくことにしました。
近所のホームセンターにまず行って実物を見てきました。
A4対応機種で5000円台、A3対応機種で10,000円台と倍の値段
A3は横に長くA4より大きい印象です。
幼稚園の作品の中にはB4サイズもあるのでA3対応機種が欲しいな~と思いました。
私が購入したのはこちら
A3サイズ対応
ローラーは2本
フィルムの厚さは100μm対応
メーカーはアイリスオーヤマ
正直なところ、お店に行って買うよりネットで買う方が種類もたくさんあるし、安いです。
A3対応なので横に長いのはしかたがありませんが、スリムなのでコンパクトに収納できます
機械だけあってもラミネートはできません
ラミネートフィルムを一緒に買いましょう!
カードサイズからA3サイズまであるので、自分が1番使いそうなサイズを選びましょう。
ラミネートで加工するってどういうこと?
ラミネートとは?
ラミネートは、薄いフィルムで絵や写真などの紙を覆って熱で圧着させることです。
レストランのメニュー表や病院の診察券などは濡れたり破れたりせず、長く使えるようにラミネート加工されているのをみかけると思います!
ラミネーターという『機械で加工する方法』、100均でも売っている『手貼りで加工する方法』があります
ラミネートのメリット、デメリット
子供の作品や写真を透明フィルムで密閉すれば、破損や汚れから防ぐことができます。
お財布や手帳に入れても大丈夫なので子供の写真を持ち歩けますね!
アイディア次第でいくつかの絵や写真を並べながらアレンジして一つの作品に仕上げることだってできます。
例えばガーランドみたいにすることだってできます
なんでもラミネート加工できるわけではないので注意が必要です
機械の熱で圧着させるのでクレヨンが溶けることもあるみたいです。
感熱紙は熱に弱いので文字が消えます。
レシートがそうですよね!
厚みがあるとラミネートが圧着されにくく加工が難しいので何枚も紙を重ねた作品には適しません。
100均のラミネート
『手貼りで加工する方法』で、完成したら元に戻すことは不可能です!
手貼りタイプは安くて手軽だけど糊で接着するのでやり直しができません。
私は不器用なのでべりッと全部剥がしてしまい(説明を読むと一方の端は剥がさないでおくと書いてありました)、角がズレ、気泡が入りました
かなり練習が必要です
実際にラミネートしてみました
ラミネートフィルムに挟む
原本の紙(絵や写真)をフィルムにはさみます。
フィルムには原本の周囲に1cmほどの余白が必要です。
B4サイズのフィルムに幼稚園でもらったB4サイズの画用紙を挟めました
結構ギリギリ
枚数はラミネートしたい原本1枚にフィルム1枚が基本です。
フィルムの余白が勿体無いなぁって時は小さい作品を一緒にラミネートもできます
(途中でずれて重ならないように注意が必要)
この時も作品と作品の間に余白は必ず必要です!
※これだと余白がもったいないと感じます
何かラミするものを探しましょう
電源を入れる
適正温度のサインが出たら、原本を挟んだフィルムを挿入します。
この適正温度になるまでの時間が機械によって違うので、数分かかるものは電源を入れてからラミネートの準備をしてもいいかも!
フィルムはできるだけまっすぐに入れる!
差し込んだ後はそのままの状態で進んでしまうので(曲がってるからといって機械は修正してくれません)斜めに入れるとトラブル(詰まる)の原因になります。
あとはラミネートが圧着されて出てくるのを待つだけです
本体が熱くなるので、子どもが近づかないよう注意してください
フィルムが出てくるまで必ずそばにいて、最後まで確認しましょう
稀に詰まることもあるので近くで見守りましょう。
真ん中がガタっとなっているのはうっかりテーブルにあった物にひっかかって途中でガガガって詰まりました
コピー機みたいな受け止め用トレーが欲しかった
もう一度機械に通して、ちょっとだけマシになりました。
機械から出てきた後のひと手間で変形を防止
ラミネーターから出てきたフィルムはホカホカ
忘れて放置していると出てきた形のままになります。
(2本ローラだとちょっとカールしてでてくる)
すぐに冷めて固まるのでもう平らには戻らない
うっかり忘れそうな人は受け止め用トレーが必要!
なくても出てきたらすぐに平らな場所におけば大丈夫
(私はさらに雑誌などを載せて重しにします)
使ってみた感想
一緒にコーナーカッターがあると更に便利だと思いました
硬いラミネートフィルムの角をきれいに丸くカットしてくれます!
本来、フィルムは別売り
A4サイズ対応で十分!
あれもこれもついてたら良いなぁって人はこちらがオススメ
Pick Item
ラミネーターを選ぶポイント
初めてラミネーターを買おうと思った時に疑問に思ったことです!
A3対応か、A4対応か
どっちの対応サイズにするかによって機械の大きさが変わります。
A3サイズになると横幅が長くなります。
子供が持って帰ってくる作品にはB4もあるでA3サイズがベスト❗️
2本ローラーか、 4本ローラーか
ローラーは熱でフィルムを圧着するためのものです。
多い方が何かと良さそうな気がしますね
2本ローラーで長時間使っていると波打ってくるみたいですが、保管しておきたい子供の作品をちょこちょこラミネートしていればそんなに長時間使うことはないと思います。
(子供がたくさんいるとか、まとめていっぺんにラミネートするとかでない限り)
使う頻度が少ないなら2本で十分です。
絶対に失敗したくないなら 4本がおすすめ
100μmとか150μmって何?
ラミネートフィルムの厚さのことです。
飲食店のメニュー表がだいたい150μmだそうです。
たくさんの人が触ったり何度も使う物だから破れたり折れたりしないように厚みがあるんですね。
我が家は保管用だし仕事で使っても破れるほどではない!
だから100μmで十分でした
ラミネートできる厚みは?
0.4mmとか0.6mmとか正直1mm以下をどう測っていいかわかりません
厚紙を何枚か重ねて作る作品をラミネートするなら0.6mm以上がラミネートできるものを選ぶといいみたい!
立ち上がりの待ち時間って?
電源のスイッチを入れてからラミネーターが熱くなるまでの待ち時間です。
メーカーによって待機時間が違うので確認しましょう!
さすがに10分とかだとラミネートしようと思って電源入れたことも忘れますね
2〜3分なら電源を入れてラミネートの準備をしてたらあっという間に経っちゃうので気にならない!と思ったけど私が購入したラミネーターの待ち時間は4分。
ちょっと長いかも、と感じました。
パチっと電源をいれて、サクサク仕事したい人は30秒とかですぐに立ち上がるものがおすすめ
ラミネートの速度にちがいはある?
機械にラミネートフィルムを挿入してから出てくるまでの時間ですね。
この速度も機種によって違います。
サクサク~っとたくさんラミネートするって人はこの速度も大事ですね
ラミネートでできた作品
小さい作品はしおりにしてみました
子供の作品には「平面」と「立体」のものがある
うちの娘はお絵描きが大好きなので、平面の作品が多いです。
たまに幼稚園の作品で立体的なものがありますね。
平面のものはファイリング
ラミネートしたものもそうでないものも、最後は何かに入れて保管することになりますよね。
オシャレなファイルに年齢ごと、学年ごと、子どもごとに分けておけば、あとで見返した時に成長がわかって楽しいですね
立体的なものはボックス収納
フタがあるタイプの方が重ねて収納ができるので便利ですね。
サイズは収納可能なスペースに無理なく設置できるものを選びましょう!
デジタル化して作品を保管しよう!
娘がはじめて「顔」を描きました
水性ペンでテーブルの上に描いていました。
残しておけないので慌てて写真に撮りました
写真に残しておいて正解でした
「わらってる〜」と言いながらテーブルに描き描き
私は「笑ってるねー」と言いながら「なんで紙に書いてくれなかったのー」と心の中で叫びました
スキャンしてデジタル化すれば立体も平面も作品として残しておけますし、かさばらないのでファイルと同じように年齢ごと、学年ごと、子どもごとに簡単に分けておくこともできますね
デジタル化しておけばフォトブクックサービスで画集みたいにできるし、ノベルティにできるサービスもたくさんあるのでクッション、マグカップ、Tシャツなど‥
ジィジやバァバ
へプレゼント
したりもできますね
まとめ
子どもの作品がたまりそうなあなた
(わたしもですが)
子どもが作品を持ち帰ったら、まずは『現物をそのまま残すもの』『データに保存するもの』『処分するものに』仕分けしましょう。
「処分」についてはどんな場合でもせっかく作ったものを勝手に処分されると誰でも気分が悪くなるものです、必ず子供に確認しましょう
これが溜まらない一番の方法だと思います。
とは言え、なかなか思うようにいかないものです
現物をそのまま残す場合は「このボックスに収まるだけ」、保存期間を決めて「この期間を過ぎたら写真に撮って処分する」などお子さんと一緒に相談しながらルールを決めることができれば理想的ですね
また、作品を飾ると子供も喜びますし自己肯定感が上がります
なのでこの場合も飾る期間を決め、それを過ぎたら「処分」「実物保管」「データ保管」などいろんなやり方を子供と話し合いながら決めていきましょう
私はとりあえず、保管中ぐちゃぐちゃにならないようにラミネートしていきます