2〜3月にかけて仕事の悩みを抱えていた時期、

ある方に勧めていただいた本を読み終えました。

 

 

「督促OL修行日記」

 

 

 

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人見知りで話しベタで気弱なのに、督促業界に入ってしまった著者が、

年間2000億円の債権を回収するスーパーOLになるまでの体験記。

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本を読み進めながら

職業は違えど「人ごとだとは思えぬっ!」共感の爆風が

私の心に吹き荒れました台風

 

 

仕事力・ゼロの新人OLだった著者が、

お客様をはじめ、同僚たちからの無理難題を

奮闘しながら乗り越えて、たくましく成長していく実話。

 

面白くて一気に読み終えました。

 

 

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私がこの本を読んで感じたのは、

仕事とは一つの「機会」なんだなぁということ。

 

苦手な部署(仕事)を担当する羽目になったとしても、

そこには思いもよらない発見があったり、出会いもある

打たれ弱かった性格もいつしか、

強く生き抜く武器(言葉やスキル)を身に着ける可能性を秘めている。

 

 

どんな仕事に就くか、よりも

ぶち当たった場所で「秘宝」を見つけるか。

という、姿勢のようなものが大事なのかもしれません。

 

 

そのことを著者は文中で、こんな風に触れています。

 

「思わぬ部署に配属されてみるのも、

 自分の不得意な分野でもがいてみるのも、

 意外な化学反応につながることがあるのかもしれない。」(p247/11行目)

 

 

数あるストーリーの中でも、この部分が心に残ったのは、

私もまた「自分の不得意」とする仕事をして

心と体をどんよりさせている渦中にいるから(苦笑)

 

そして、それと同時に

「意外な化学反応」に惹かれる自分もいるからなのです。

 

 

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「仕事」というものは、

きっと人の数だけ定義のようなものが、それぞれあるのだと思います。

 

仕事とは「何か目標を達成する」ことや、

「世の中の役に立つ」「生活のため」ということなど。

人の数だけ「仕事とは○○○」という答えがあるはず。

 

そのどれもが花マルで、

だからこそ、世界は面白いのでしょう。

 

 

この本を読んで、あらためて

私にとって仕事とは?」を問うてみたとき、

 

思いがけない仕事を続けることで、予期せぬ才能を開花させてみたい

 

そんな好奇心が、自分の中に残っていることに気づきました。

 

 

ということで、

落ち込んだり、悩んだりする日もあるけれど

しばらく、もがき続けてみようと思いますほっこり

 

 

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脈略のない文章になってしまいましたが、

この「督促OL修行日記」はとても面白かったです。

 

特に、これから新社会人として働き出す方には

「読んでみてん!」(なぜか宮崎弁)と勧めたくなる1冊。

 

興味のある方は読んでみてくださいひらめき電球