今日のほぼ日刊イトイ新聞の
「今日のダーリン」(糸井重里さんのエッセイ)で、
楽譜の『休符(きゅうふ)』のことを書かれていました。
ほぼ日刊イトイ新聞@1101complus【社会も人生も、楽譜のようには表せないけれど、休符で表現するようなことが、きっとあるはずだ。次にどんな旋律が演奏されるのかは、いまの休符との関係で決まってくるにちがいない。この全休符の時間に、なにを企んでいようか。】糸井重里・今日… https://t.co/OFPIu2XQrB
2020年03月16日 11:40
休符とは、
音を出さないで休むという楽譜の記号のことなのだそう。
Twitterで記事を紹介する見出しに
「社会も人生も、楽譜のようには表せないけれど、
休符で表現するようなことが、きっとあるはずだ。」と書いてありますが、
この一文を読んで、自分の脳内の点と点がつながる感覚がしたのです。
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思い出したのは、あるセミナー講師からもらった励ましの言葉。
「この世界はオーケストラのようなもの。
一人一人が自分の音を奏でることで、美しいハーモニー(調和)が生まれる。
だから、自分の音を磨きなさい」
世界や人生をオーケストラと例えるならば、
やはり前述の「休符」という時間が必要なのだと思えるのです。
恥ずかしながら個人的に、世の流れとシンクロするように
3月頭から、思うように前進できぬ日々を過ごしています。
さらに、久しぶりにアトピー性皮膚炎が全身にでて
ダブルパンチです。
それを不調や停滞と捉えるよりも、
次の演奏にむけた「休符」と考えると
ずいぶん心が晴れるような気がします。
音出さないで休む間、
次の演奏に向けた、楽しいことをイメージしてみようと思います。