地方空港の「手荷物受取所(預けた荷物が返ってくる場所)」には、
その土地の名産・名物が、味わい深く装飾してあることが多い。
私は、密かにその装飾が気になっているのです。
先日、那覇空港(沖縄)から小松空港(石川)へ移動したときのこと。
↑こちらが石川県にある「小松空港」。
荷物が返ってくるターンテーブルに、
なにやら、オレンジ色の物体が鎮座しています。
近づいて見てみると、
.......カニがいました。
カニ。
さすがに「生(なま)」のカニではなくて、
模型でしたが、
北陸の冬の味覚「越前がに」が忠実に再現されていました。
そして、このカニ、
空港の利用者から大きく注目されるわけでもなく、
手荷物受取所の隅っこ(動かないターンテーブル)に
ぽつんと置かれて、いい具合に哀愁が漂っています。
こういう景色をみると、
無性に愛おしさを感じてしまいます。
ちなみに、かつて宮崎空港では
荷物にまざって「巨大ピーマン」がまわってきていて、
この光景も好きでした。
↑7〜8年前の宮崎空港の様子。手前にあるのが巨大ピーマン。
あのピーマン、最近見ないけど、
どこへいったのでしょう.....。
ともあれ、空港ってなんだか面白い。
引き続き、空港のちょっと気になる装飾に
注目していきたいと思います。