仕事への「情熱」というものを
ガスコンロの火の強弱で表すとしたら、
去年末から私のそれは「弱火(または、とろ火)」くらいまで弱くなっていて、
自分でも「このままだとまずいなぁ」と思ってはいたのです。
そんな私に気づいたのか、
うちの社長がこんな話をしてきました。
「仕事中の時間を使って、
お客さんに喜んでもらう・深く関われるアイデアを100コ考えてみたらどうか」
半信半疑だったけれど、
不思議と今週は予定していた仕事が延期になったりして、
そんなことを考える時間ができたので、素直にやってみることにしました。
しばらく書き始めると、
目の前の緊急の業務に振り回されて(やりたいのに)できていなかったこと、
こういう企画ができたら楽しいのにということが
堰(せき)を切ったように出てきました。
ーーー私の情熱はまだ死んではいなかった....!!!
書き出すアイデアはというと、
まともなことから、馬鹿らしいことまで様々出てきましたが、
誰にも邪魔されずに、好き放題アイデアを考えられること「そのもの」が楽しい時間でした。
書きながら、自分の心が落ち着いてくるのを感じます。
***
書いた後に、うちの社長と雑談していたら、
私の今年の仕事は、この「お客さんに喜んでもらう・深く関われるアイデア」を
かたちにしていくことがメイン、とのこと。
私が手一杯になっていた業務は、
ほかの人に手伝ってもらう予定なんだとか。
今年の私の仕事には、
なにやら新しい風が吹いてきそうな気がしています。
今さらながら、仕事はじめのスタート地点に立てたような.....
ともあれ、自分の情熱が弱っているときには、
ただ「好き放題 書き出す」ことで、自分で自分を救える可能性があり、
なにかアイデアを発見できることを体感できた気がします。
煮詰まっているときに、試してみるといいかもしれません。