おはようございます。
森 はるえです。
人が人を「褒める」という時は、
相手との関係性をよくしようと気を遣う場合や、
自己卑下から相手を皮肉めいて褒めるような場合など
いろんな「褒める」があると思いますが、
その中でも、
「あなたの○○、素敵ね!」と
おべっかでもなく、素直に「良さ」を伝える場合は、
それを言っている本人が輝いて見えるものだなぁと思います。
***
昨日、東京出張で泊まるホテルのエレベーターで、
たまたま乗り合わせた、私の母と同じ歳くらいの女性2人と
ひょんなことから話すことになったのですが、
話の流れから「あら、あなた素敵ね!」と褒められて
思わず面食らってしまいました。
その言葉には、少しお世辞も入っていたかもしれないけど、
「そう感じたから、そう言った」というあっけらかんとした
「素直さ」が含まれていたように感じられたのです。
その瞬間、あることに気づきました。
その言葉を言われた私よりも、
「相手の良さを見つけて」
「相手に素直に伝えて」
「誰かを幸せにする」ことが自然にできるその方が
より【素敵】なのだと。
***
私はどちらかというと「褒める」を、
人に気を遣ったり、機嫌をとるための方法として言ってしまい、
言った瞬間、自分が嫌な気分になることも少なからずあります。
きっと、本当の「褒める」は
昨日出会ったエレベーターの女性が
体現してくれたことなのだろうな、と思いました。
こういう「褒める」が身近にあると
人間関係はもっとあたたかなものになるような気がします。
今日、なにか素敵なことに出会ったら
素直に褒めてみようと思います。←口下手、褒め下手の密かなる挑戦です