こんにちは。
森 はるえです。
家で飼っている猫と過ごしていると
「『期待』と『現実』って差があるよね」と実感するのです。
昨年10月頃、里親募集のチラシがきっかけで
我が家の一員になったのですが、
その当時は、ほんのりと
「猫のいる楽しい日々」を思い描いていました
しかし、実際はというと、
私は出張が多いこともあり、
猫と接する機会も少ないまま
母に懐きまくって育ってしまったのです。
母が家へ帰ってくると、
猫は盛大にお出迎えするのに対し、
私が家へ戻っても
無反応...(笑)
※先住猫はお出迎えしてくれたのに...
お互い、ベタベタしあう訳でもなく、
同じ屋根の下に住んでいる者として認識する
そんな関係性が築かれてしまいました。
当初の理想とは違うので
正直、ちょっと寂しい気持ちになる瞬間もあるのですが、
それは、私が勝手に期待や理想をふくらませていただけで
猫本人には、全く関係のないハナシなのです。
ただ、期待(想像)と違ったから
この出会いは失敗だったのかというと、
それは全く違っていました。
ちょうど猫が家へ来たのが
父が闘病中の時だったので、
どんよりとした家の空気を
このマイペースでお転婆な猫が
変えてくれたのは確かなのです。
これは、私が予想していなかった恩恵でした。
「期待」と「現実」が違う
というのは
家族、仕事、人間関係などでもあることですが、
自分の「期待」や「理想」にしばられることなく、
「予想外」を楽しむことができたら
人生ってもっと豊かになるんだろうなぁって
思ったりします。
そして、
なんだかんだ言いつつも、
猫とはつかず離れず、ほどよい距離感なので
いい関係なのかなと思います。